松竹映画100周年を記念した映画「キネマの神様」が、2021年に全国ロードショー。このたび、新たなキャストとして
RADWIMPSの
野田洋次郎が出演することが決定し、キャラクター・ヴィジュアルが公開されています。
本作を手掛けるのは、日本映画界を代表する
山田洋次監督。原作は、これまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・
原田マハによる「キネマの神様」。原田マハが自身の家族、経験をもとに書きあげた思い入れ深い小説を、山田洋次監督が松竹らしい“家族”をテーマにした映画作品へと昇華させます。ダブル主演を務めるのは故
志村けんの遺志を継ぐ
沢田研二と、実力、人気ともに若手ナンバーワンの
菅田将暉。その沢田と菅田に加え、
永野芽郁と
宮本信子の4名のキャラクター・ビジュアルが公開された際には、「ポスターを観ただけで泣けた」、「公開が楽しみでなりません」、「キネマの神様ありがとう」といったコメントが寄せられ、公開を楽しみにしている多くの方々の熱い声援に背中を押され、映画「キネマの神様」は帆を高くあげ大きく前進しました。
野田演じる若き日のテラシンは、主人公のゴウ(菅田)と共に撮影所で映写技師として働き、「将来は自分の名画座を持ちたい」と熱く夢を語る真面目で誠実な男ですが、女性に対してはめっきり不器用という役どころ。芯があり愛情深い、それでいて哀愁漂う、深みのある役を見事に演じ切り、俳優・野田洋次郎の新境地を見せています。今回新たに公開されたヴィジュアルには、その誠実でひたむきな、心優しいテラシンの姿が映し出されています。そして、このヴィジュアルは10月9日に公開された4名のヴィジュアルとともに虹の架け橋で繋がるデザインとなっており、野田が物語に新しい風を吹き込んでいます。今後新たに発表されるキャストも、一人一人のヴィジュアルが徐々に繋がっていく予定とのこと。今後、「キネマの神様」の世界がどのように紡がれていくのか、大いに期待が膨らみます。
[コメント]この度『キネマの神様』に参加させて頂きました。物心ついた時からずっと山田監督の映画の世界に触れていた者として、今回頂いたお話はどこか絵空事のようでした。山田監督の演出は明確で、緻密で、何より映画への愛が溢れ出していました。もっともっと触れていたいと、監督の話を聞いてみたいと終盤に向かうに連れ名残惜しくなりました。きっとご覧になった誰しもが映画の持つ魔法に心を強く打たれることと思います。『キネマの神様』をどうぞお楽しみに。――野田洋次郎©2021「キネマの神様」製作委員会