3月4日(金)に全国公開となった映画『余命10年』の劇伴と主題歌を書き下ろした
RADWIMPS が、主題歌「うるうびと」と劇伴29曲の全30曲を収録したサウンドトラック・アルバム『
余命10年〜Original Soundtrack〜 』を、映画公開にあわせてiTunes、レコチョクほか主要音楽配信サイト・各種サブスクリプションサービスにて配信をスタートしています。
映画『余命10年』は、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、ベストセラーを記録している原作小説『余命10年』(小坂流加著 / 文芸社文庫NEO刊)を、『ヤクザと家族 The Family』など、透明感のある映像美の評価が高い
藤井道人 監督が映画化。脚本は多くの大ヒット感動作を世に放ってきた
岡田惠和 、渡邉真子が担い、自らの運命と懸命に向き合いながら、10年という時間を全身全霊で生き切った茉莉を
小松菜奈 が、茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変えていく和人を
坂口健太郎 が演じています。実写映画の劇伴を手がけるのは初となるRADWIMPが、10年にわたる2人の物語に音で寄り添いました。
楽曲を手掛けた
野田洋次郎 は、撮影前に脚本を読んで主題歌「うるうびと」と劇伴の一部を作り、キャストとスタッフはその音源を聴いて同じイメージを共有しながら撮影に臨みました。かつてない異例のスタイルがとられた今作は、音楽が監督、キャストに多大なる影響を与え、相乗効果をもたらしています。様々な想いが結集した本作について野田洋次郎は「間違いなくこの作品に携わったことでこの先の僕の人生を変えてくれた。これから観る人の人生も変わっていって欲しいなと思うし、どんな変化であれ間違いなく変わるだろうなとも思います」と作品の完成度に自信を覗かせています。
映画全編がRADWIMPSの音楽で紡がれた、この春一番の感動作、映画『余命10年』。かけがえのない一瞬一瞬を鮮明に映し出し、誰もが経験する“大切な人たちとの日々”のすばらしさを伝えてくれる本作をぜひスクリーンで堪能してほしいところです。
[コメント] はじめての実写映画での劇伴作業は新鮮で挑戦に満ちたものでした。シーンを観ながら、茉莉や和人やその周りでたしかに生きる登場人物たちにどんな音で寄り添うべきなのか、背中を押すべきなのか、幾度もの苦悩もありました。 総合計時間にするとおそらくすでにこの映画を100回近く観ていることになります。ですが、編曲もすべて終わり最終のオーケストラの本番レコーディングでやはり、画面を観ながら涙がポロポロと出てきました。 この映画には、茉莉の人生には、きっとご覧になるあなたが明日からも生きていく意味が詰まっていると思います。 ――野田洋次郎(RADWIMPS) 『余命10年』の脚本を読んだとき、茉莉と和人のイメージと、そこに寄り添う野田さんの音楽が自然と流れて来ました。 野田さんは、脚本を読んだインスピレーションでクランクイン前に音楽を作ってくれて、その音楽を聴きながら撮影は進んでいきました。まさに、野田さんに導いてもらいながらこの作品は完成しました。至福の時間でした。是非劇場で体感して欲しいです。 ――藤井道人監督 VIDEO
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