ピンク・レディーとしての鮮烈なデビューから45年。ソロ・シンガーとしてのデビューから40年を迎えた増田惠子が、7月27日（水）に記念アルバム『そして、ここから… ［40th Anniversary Platinum Album］』をリリース。同時に、アルバムに収録した新曲5曲を含む配信アルバムもリリースされました。

　アルバム『そして、ここから…』は、増田惠子のソロ活動を集大成した2枚組CDで全37曲を収録。タイトルには、これまでの歩みを振り返るとともに、これからの歌手人生への想いが込められています。なお、配信アルバムは、ビクター以外のレーベルからのライセンスでCDに収録される音源を除く28曲を収録。

　Disc1は、ピンク・レディー時代のソロ歌唱曲に始まり、ソロ名義で発表したシングル表題曲をすべて収録。中島みゆき、松任谷由実、竹内まりや、桑田佳祐ほか豪華アーティストからの提供曲や、ケイのハスキーでソウルフルな声質を生かした選曲のライヴ音源も収録しています。

　Disc2には、恩師・阿久悠の未発表詞に都倉俊一、宇崎竜童がそれぞれ曲を付けた2曲と先行配信シングル3曲による新曲5曲、さらに、昨年11月開催の〈40thアニバーサリー配信LIVE〉の音源を収録（限定盤のDVDには同ライヴの映像を収録）。配信ライヴは、ソロ・デビュー40周年記念日である11月28日に、都内のレコーディング・スタジオから無観客で配信されたもの。ピアノ、ギター、チェロ、パーカッションに女声コーラスが加わるアコースティック編成で、ソロとしての代表曲のほかピンク・レディーの大ヒット曲も、迫力ある演奏と歌唱で原曲の魅力を伝えています。

　なお、この配信ライヴの編成で、自身の誕生日である9月2日（金）に、神奈川・ビルボードライブ横浜にてアニバーサリー公演〈増田惠子40th Anniversary & Birthday Live “そして、ここから…”〉を開催します。

　増田惠子のソロ作品が、ピンク・レディー時代に在籍した古巣ビクターからリリースされるのは実は初めてのこと。ビクターでは、今年から来年にかけて、“ピンク・レディー45周年PLUS”プロジェクトとして、様々な情報発信やリリースを予定。詳しくはピンク・レディー ビクター公式Twitterにてご確認ください。

［増田惠子 コメント（ライナーノーツより抜粋）］
このアルバムは長い間、私を支えてくださったすべての方たちに「心からのありがとう」を込めて作りました。そして今まで自分が選んできた道、歩んできた時間、紡いできたものを優しく自分で抱きしめながら、これからも凛として、しなやかに歩き続けたい。『そして、ここから･･･』というタイトルや、白バラをイメージしたジャケットには今の私のそんな想いも込められています。
次はライブで皆さんにお会いしたい！ そして私の気持ちを直接伝えたい！ 今はそう思っていますが、それまでこのアルバムを存分に楽しんでいただけますように･･･。そしてこれからも一緒に素敵な時間を積み重ねていけたら嬉しいです。

［都倉俊一 コメント（ライナーノーツより）］
ケイ、40周年おめでとう。ソロの増田惠子、そしてピンク・レディーのケイ。どちらもケイですから、今後はそのキャリアが皆さんの前でオーヴァーラップするような活動を期待しています。今この年齢になったケイだからこそ展開できる様々なエンタテイメントがあるはず。人間・増田惠子として、そして熟成されたアーティストとして、これからも自信を持って歌い続けていってほしいです。

［宇崎竜童 コメント（ライナーノーツより）］
ケイさんは自分に求められているものをどうやって表現するかということに対して、正面から几帳面に取り組んで完成に近づけていく方です。その緻密さは僕にはないものですが（笑）、10代から仕事を始めて真っ直ぐに歩んできたからこそ、積み上げてきたものがキャリアとして生きている。そのことを改めて感じた今回のプロジェクトでした。ケイさん、40周年おめでとうございます。