名実ともに日本を代表するオーケストラ、
NHK交響楽団の精鋭メンバー9人による、管楽器にフォーカスをあてた新しいアンサンブルが、東京・Hakuju Hallの人気コンサート・シリーズ“ワンダフルoneアワー”に登場! 6月20日(金)15:00および19:30開演の1日2回公演です。
18世紀後半、主に木管楽器を用いた管楽アンサンブル“ハルモニームジーク”は人気があり、なかでもオペラ作品やオーケストラ作品のハルモニームジーク編曲版は、市民も身近なところで楽しめることから大流行しました。
とくに、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット各2本ずつにコントラバス1本(またはコントラファゴット1本)を加えた9人の編成は、その表現力の幅広さ、柔軟性の高さからもっとも好まれ、数多くの作品が編曲されました。
今回は、
青山聖樹、和久井仁(オーボエ)、伊藤 圭、山根孝司(クラリネット)、
福川伸陽、
勝俣 泰(ホルン)、
水谷上総、森田 格(ファゴット)、
吉田 秀(コントラバス)という豪華なメンバーたちがベートーヴェンの時代に流行した、当時のハルモニームジークの愉しみを甦らせます。
ベートーヴェン唯一の歌劇作品『フィデリオ』から、「序曲」や「アリア」など、珠玉のレパートリーを抜粋で、そしてメインはベートーヴェンの交響曲第7番。
豊かな響きを誇るHakuju Hallで聴く9人のハルモニームジークは、フル・オーケストラをも超える豊かさと躍動感、鮮やかに際立つ管楽器のクリアな音色で皆様を包み込むことでしょう。