昨日1月9日に、公式HP上にてニュー・シングルのリリースをアナウンスしたオアシス。リリースされるのは、その出来栄えに比して、どうにも世間の注目の集まりが足りな過ぎるように思えた現時点での最新アルバム『Heathen Chemistry』(写真)収録曲「Songbird」。イギリスでは2月3日にリリースが予定されているこのシングルは、アルバムからのシングル・カットとはいえオアシス史上に残る歴史的シングルなのです。『Heathen〜』からは、これで4枚目となるこのシングルのどこが歴史的なのか? それは作者のクレジットに秘密が。この「Songbird」、いつも曲を書いているノエル・ギャラガー作ではなく、弟リアム作のナンバーなのです。バンド結成以来、数限りなく楽曲を発表しているオアシスですが、これまでリアム作のナンバーが作品に収録された回数は、アッとい間に数えられてしまうほど少なく、2000年発表作『Standing on the Shoulder of Giants』に「Little James」、そして『Heathen Chemistry』に「Songbird」「Born On A Different Cloud」「Better Man」だけ。これまでにもリアムは、曲は相当数作っていたようですが、どれもこれもノエルによりボツに。リアムもインタビューで曲が採用されないことをぼやき、ときにそれが原因で兄弟喧嘩なんてことにも。