ポニーのヒサミツが、ニュー・シングル「僕はスーパーマン」を7月30日(水)にリリース。
エレクトリック・ギターを主軸に据えたロック・ナンバーは、ポニーのヒサミツ自身にとっても新境地となる一曲。印象的なイントロから、展開豊かな構成とゲスト陣の演奏が彩りを添えます。ドラムに
増村和彦(ex
森は生きている)、オルガンに
谷口雄(
Spoonful of Lovin'、他。ex 森は生きている、1983)、コーラスに
中川理沙(
ザ・なつやすみバンド、pome shih tzu、
ユカリサ)というゲストを迎え、他は全てセルフプロデュース。ジャケットもポニーのヒサミツによるもの。
[コメント]ある日仕事の移動中、歩いていたところ、イントロのギターのフレーズとリズム、それをなぞる歌のメロディーを思いつき、幸運にも仕事を終え家に帰ってからも覚えていたため、それを基に膨らませていきました。
ゲスト参加してくれた増村君のフロアタムがキモのどっしりとしつつ緩急あるドラム、谷口君の効果的なオルガン、久々の中川理沙さんのコーラスを楽しみつつ、久々にがっつりとエレクトリックなナンバーになっているので、不思議な雰囲気からギターソロにつながる間奏などに注目していただければ嬉しいです。
歌詞は今作も完全なるフィクション。みんなを救うスーパーマンのことは一体だれが救ってくれるのか?がテーマで、当然、敬愛する藤子・F・不二雄先生の短編「中年スーパーマン左江内氏」からの影響も大いに受けております。
現実にスーパーマンはいませんが、医療従事者やインフラ整備に関わる人たち、保育士の人たちなど、私からすればスーパーマンといえる人たちはたくさんいます。しかし、果たしてそんな彼らがみんな救われているのか、というと、救われていなそうな人もたくさんいて、果たしてそういう人たちのことは誰が救ってくれるのだろうか、救わるような世の中でなきゃいけないんじゃないか、みたいなことをよく考えます。この曲の歌詞はフィクションではありますが、そんな気持ちも込めつつ作りました。――ポニーのヒサミツ