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RADWIMPS、新曲「うるうびと」が映画『余命10年』主題歌に決定 山田裕貴ら追加キャスト発表

RADWIMPS   2021/12/15 12:56掲載
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RADWIMPS、新曲「うるうびと」が映画『余命10年』主題歌に決定 山田裕貴ら追加キャスト発表
 2022年3月4日(金)より劇場公開される映画『余命10年』の主題歌が、劇伴音楽も手掛けるRADWIMPS「うるうびと」に決定。同曲が使用された映画の本予告映像が公開されています。

 映画『余命10年』は、2017年の発売以来、ただの恋愛小説にとどまらない、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続けている『余命10年』(小坂流加著 / 文芸社文庫NEO刊)を原作に、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督がメガフォンをとり、小松菜奈坂口健太郎をダブル主演に迎えて実写化したもの。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知り、生きることに執着しないために恋はしないと心に決めた小松演じる高林茉莉と、生きる意味を見失い自暴自棄になった藤井演じる真部和人が出会うことから始まる感動のラヴ・ストーリーです。

 RADWIMPSが全編に渡って映画音楽を手掛けるのは『君の名は。』『天気の子』に続き3作目。本映画では、RADWIMPS・野田洋次郎が撮影前に脚本を読んで主題歌と劇伴の一部を作り、キャストとスタッフはその音源を聴いて同じイメージを共有しながら撮影に臨んだとのこと。「野田さんは、音楽が出しゃばることで茉莉と和人の人生を台無しにしてしまうのが一番怖いとおっしゃっていて。レコーディングではセリフが音楽とぶつからないように、フルオーケストラで録っているにもかかわらず何回もトライして、二人に寄り添う音楽にしてくださいました」と藤井監督がコメントしている通り、10年にわたる二人の物語にRADWIMPSが音で寄り添っています。

 また、主題歌の発表とあわせて追加キャストも解禁。茉莉と和人の中学の同級生で二人の理解者である富田タケル役には山田裕貴、茉莉の大学時代の親友で本の執筆を進める藤崎沙苗役に奈緒、茉莉と沙苗が大学時代の友人と通うお店の店長・三浦アキラ役には井口理King Gnu)、そして茉莉の姉・桔梗(ききょう)には黒木華と演技派・個性派俳優陣が顔を揃えました。また、茉莉が通う病院の平田先生役には田中哲司、和人のバイト先の店長・梶原役にはリリー・フランキー、茉莉を優しく支える母・百合子役には原日出子、茉莉に対し少し過保護気味な無口な父・明久には松重豊と日本映画界を代表する俳優陣も名を連ねています。

 本作の関口エグゼクティブプロデューサーは「『余命10年』を1年かけて撮影するという意義に賛同してくださり、撮影に参加していただくことができました。 長い期間を通して家族のような連帯感に包まれたキャスト陣は、映画で描かれる10年という時間をそれぞれのキャラクターとして表現してくださっています」と語っています。

[コメント]
はじめて実写映画での劇伴作業は新鮮で挑戦に満ちたものでした。シーンを観ながら、茉莉や和人やその周りでたしかに生きる登場人物たちにどんな音で寄り添うべきなのか、背中を押すべきなのか、幾度もの苦悩もありました。
総合計時間にするとおそらくすでにこの映画を100回近く観ていることになります。ですが、編曲もすべて終わり最終のオーケストラの本番レコーディングでやはり、画面を観ながら涙がポロポロと出てきました。
この映画には、茉莉の人生には、きっとご覧になるあなたが明日からも生きていく意味が詰まっていると思います。

――野田洋次郎(RADWIMPS)

『余命10年』の脚本を読んだとき、茉莉と和人のイメージと、そこに寄り添う野田さんの音楽が自然と流れて来ました。
野田さんは、脚本を読んだインスピレーションでクランクイン前に音楽を作ってくれて、その音楽を聴きながら撮影は進んでいきました。まさに、野田さんに導いてもらいながらこの作品は完成しました。至福の時間でした。是非劇場で体感して欲しいです。

――藤井道人監督


©2022映画「余命10年」製作委員会

『余命10年』
2022年3月4日(金)ROADSHOW
wwws.warnerbros.co.jp/yomei10-movie
配給: ワーナー・ブラザース映画
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