Reolの「No title」を
ぬゆりがリミックスした「No title - Seaside Remix」が、8月17日(水)に配信リリース。同日21:00より、同曲のミュージック・ビデオがReolのオフィシャルYouTubeにてプレミア公開されることも決定しています。
「No title」は、Reolが、サウンドクリエイターの
ギガと映像クリエイターのお菊との3人組サークル“あにょすぺにょすゃゃ”名義で8年前の同日である2014年8月17日に自主制作でリリースした1stアルバムの表題曲。楽曲のミュージック・ビデオはYouTubeで6500万回以上の再生数を誇り、Reolの代表曲の一つとして国内外のファンから愛されています。
今回リリースとなった「No title - Seaside Remix」は、「ロウワー」、「フラジール」、「フィクサー」、「命ばっかり」といったボカロ界のヒット・ソングを制作し、
ずっと真夜中でいいのに。「秒針を噛む」の作曲およびアレンジに携わったボカロP・ぬゆりがリミキサーとして参加。Reolがぬゆりの楽曲にかねてより注目しており、ぬゆり自身もまた「No title」の自主制作盤を所有するなど、Reolの音楽を活動初期より愛好していたことから今回のコラボレーションが実現しました。
Reolはリリースに寄せて「『No title』という曲はわたしには自分という器から溢れ出るほどに、形にしてみたい何かが、伝えてみたい何かがあるということに、自ら気付く切っ掛けになった曲です。悩みながらもこのオファーを快諾し、もうひとつのNo titleを素晴らしい形で仕上げてくれたぬゆりの創造力に敬意を」と、また、ぬゆりは「昔からReolさんのファンであり、その上大好きで擦り切れるほど聞いた『No title』のリミックスということでオファーを頂いた際は恐れ多くて震えました。至高である原曲に対して果たして自分が介入する余地があるのか、どのようにアプローチすべきなのか悩みましたが自分にできる方法で原曲とはまた違った境地を目指して制作しました」とコメントしています。
プレミア公開される「No title - Seaside Remix」のMVは、映像クリエイターの“筆者”が、お菊によるオリジナルの「No title」のMVにオマージュを込めて新たに制作したもの。TwitterではMVの一部をチェックするReolの様子も公開されています。
[コメント]No titleという曲はわたしには自分という器から溢れ出るほどに、形にしてみたい何かが、伝えてみたい何かがあるということに、自ら気付く切っ掛けになった曲です。
ノータイトル、無題というタイトルは、メールであってもワードでも自発的に立ち上げた時にのみ表記される仮のタイトルです。まるで今の自分のようだと思いました。ここから何かがはじまる予感がしました、そして今もその感覚を覚えている。
あの夜わたしの手を離れた感情がゆるやかな旋律となって、あなたが受信したこの楽曲が長く長く愛されて、このような機会に至りました。
悩みながらもこのオファーを快諾し、もうひとつのNo titleを素晴らしい形で仕上げてくれたぬゆりの創造力に敬意を。オリジナルに愛を持って向き合い、対になるNo titleをわたしたちに見せてくれた筆者氏の創造力に感謝を。時を越え、この楽曲はたくさんの“創作”と出逢わせてくれました。
つくってよかったです、この音を聴くすべてにありがとう。――Reol