12月11日(日)、東京・池尻にあるソーシャルTV局「2.5D」にて<TVアニメ『モーレツ宇宙海賊』放送前トークショー>が開催!
今回のイベントは、2012年1月より放送がスタートするTVアニメ『モーレツ宇宙海賊』(略:モーパイ)について出し惜しみなく語りつくそうというのが趣旨。会場には、
佐藤竜雄監督はじめ、“加藤茉莉香”役の
小松未可子、“チアキ・クリハラ”役の
花澤香菜、“ミーサ・グランドウッド”役の
伊藤 静、“ケイン・マクドゥガル”役の
松風雅也、“百眼”役の
藤原啓治、“クーリエ”役の
堀江由衣、“ジェニー・ドリトル”役の
佐藤利奈、“リリィ・ベル”役の
佐藤聡美、“グリュンヒルデ・セレニティ”役の
金元寿子、“遠藤マミ”役の
小見川千明、ナレーションの
小山力也と、豪華声優陣が集結! アニメ評論家・藤津亮太の巧みな司会も手伝い、持ち時間ギリギリまでトークを繰り広げました。
第1部は佐藤監督コーナー。まずはアニメのタイトルが原作とは異なることについて「タイトルが諸事情で先に決まっていたんですが、結果的に“名が体をあらわす”になったかなと」と語ると、挿入歌「Black Holy」(小松未可子)が流れるPVを上映。「主題歌がまだ発表できないので、PVは小松さんの歌で危機を脱した」(佐藤監督)と裏事情をぼやきつつ(!?)、若者チームを舞台に上げ、怒涛の勢いで第2部へ!
第2部には学校チーム6名が勢ぞろい。白凰女学院に通う女子たちが自身の演じるキャラクターを紹介したあと、各自“『モーパイ』のここがすごい!”魅力について、「あふれる夢とロマンと美少女」(佐藤聡美)、「キャストの数。ムリじゃないのって人数」(佐藤利奈、横から「部活のシーンは女子高のようになる」とフォローが入る)、「ヨット部の歌がある」(小松未可子、佐藤監督が「かわいい顔してならず者なので歌が入る。酒や煙草はやらなくとも、いちおう悪だから」と解説)……と多様な意見が飛び交う混戦模様に。「なぜ王道の作品にしようと思ったんですか?」と問われた佐藤監督は、「王道をつくろうと最初に決めて、そこはブレずにやりました。なにしろロケットに乗って進んでいくわけですから、曲がれません」と腰の座ったところを見せる。
つづく第3部は、ヒロイン“茉莉香”が乗船する弁天丸のクルーたちと、ナレーターの小山力也。第2部にも増して言いたい放題なクロス・トークに場内はかなりカオス気味……。アフレコ時にはまだ略称が『モーパイ』ではなく「『モーレツ』だった」「いや『パイレーツ』だった」というところからはじまり、藤原啓治が「モーレツなおっぱい!?」と茶々を入れると一気にヒートアップ。松風雅也が「インターネット! インターネット!」と諫めるも収まらず、堀江由衣が「私はモーパイでしたよ」と言うと、登壇者一同に妙なスイッチが入り、さらに大騒ぎに! このあとも「宇宙船がすごい。なんていうんですかあの立体的なの」「ずっと立体的で、でもホントかっこよくなりそうですよね」と堀江由衣の名語録が場をかき回す!
ひとしきり笑ったあとは、佐藤監督が「女学園と電子戦。宇宙船だから目視できるわけがない、というリアリティ」と語ると、若い女性声優に注視されるなかでのやりにくさに「別録りにしてほしかった」と冗談交じりにぼやく小山力也に「力也さんがいるから現場が締まった」と慰める気配りも。しかし「ミーサはすごいモーパイですね」「そこから来てるんですね」という緩んだやりとりには「そこからじゃねえよ……」と思わず疲れたツッコミが漏れていました……。
なお、12月22日には、新宿バルト9で第1話から第5話までをフルに鑑賞できる先行上映イベントを、そして12月29日のコミケ第1日目では、12:00から13:00の間に、朝日新聞出版社ブースにて小松未可子と佐藤竜雄監督によるスペシャル・イベントを開催予定とのこと。こちらもチェックを。