横浜出身のジャズ・ピアニストであり、作編曲家の
鈴木瑶子が、初のトリオ編成によるアルバム『
umi』を7月23日(水)にリリースします。
鈴木は、国立音楽大学ジャズ専修を卒業後、バークリー音楽大学首席卒業。ジャズピアノを
小曽根真、
塩谷哲、Tim Rayに、ジャズ作曲を
グレッグ・ホプキンス、Bob Pilkington、Ayn Insertoに師事。在学中は、小曽根真率いるJFC all-star big bandに演奏者及び作曲者として参加し、〈東京JAZZ〉にも出演しています。2021年、ASCAP主催のHerb Alpert Young Jazz Composer Awardを受賞。2024年12月には1stアルバム『
Paths Intertwined』をリリースしています。
鈴木と
小美濃悠太(b)、北沢大樹(ds)からなる“鈴木瑶子トリオ”は、2024年に結成。鈴木瑶子の楽曲を中心に取り上げ、入念なリハーサルを経たコンポジショナルなアプローチと、即興的な音楽的対話の両面をもつピアノ・トリオで、これまでにUENO JAZZ INNへの出演、Debby Wangバンドの台湾・ヨーロッパ・ツアーへの参加、単独日本ツアーを行なうなど、国境を超えて活動をしています。
本作では、ピアノ、ドラム、ベースというミニマムの編成だからこその即興的対話と作曲的アプローチを織り交ぜ、様々な情景が描かれていきます。タイトル曲「umi」から始まる心象的物語を是非感じて頂きたいところです。アルバムカバー及びブックレット全面には、国際的に活躍する新進気鋭の画家・宮林妃奈子の絵画を使用し、デザインは映像作家・写真家としても活躍する津島岳央が施しました。同封されるブックレットには、音楽研究家・中西光雄のライナーノーツが掲載されます。
発売に先駆けて、7月5日(土)静岡・藤枝BODY&SOULを皮切りにリリース・ツアーが開催。アルバム『umi』は各会場にて先行販売が行なわれます(藤枝BODY&SOULは、予約受付のみ)。詳細は鈴木瑶子のオフィシャル・サイトをご確認ください。
©︎Christ Gao