2021年のクリスマス・イブの日（12月24日）に豊田道倫が新曲「ストロングゼロ・ガール」を自身のレーベル25時より配信にて先行リリースすることを発表、ミュージック・ビデオも公開されています。

　ひさびさにバンド編成で録音された楽曲で、豊田道倫 & His Bandのメンバー、みのようへい（ベース）、角矢胡桃（ドラム）、Tokiyo Ooto（コーラス）に加え、popoやHOSEのメンバーで、ソロ・パフォーマーとしても活動している江崎將史のトランペットを大々的にフィーチャーしています。

　豊田曰く「軽薄でチープで、なんでふっとこんな曲ができたのか覚えていないのですが、これは録音したいと思ってなんとかみんなの力を借りてやれました」とのこと。豊田のこれまでの弾き語り楽曲やバンド・サウンドとも違う、何とも不思議な魅力に溢れた楽曲となっています。録音はみのようへい、および豊田本人が担当し、ヴォーカルの録音、ミックス、マスタリングは、豊田の近作ではお馴染みの関西のベテラン・エンジニア、須田一平（大阪 四ツ橋 LM Studio）が手掛けています。

　この「ストロングゼロ・ガール」に、LM Studioでの弾き語りの2曲を追加収録したプレスCD、『ストロングゼロ・ガール ep』（限定200枚）を鋭意制作中で、ライヴ会場での販売を予定しています。

　MVは、本日休演、ラブワンダーランド、kiss the gamblerなどのMV作品、2020年5月リリースの豊田の配信シングル「明るい夜」のMVも手掛けた小池茅が監督（撮影、編集も担当）しています。

　また、12月29日（水）には大阪、12月30日（木）には東京でのライヴも決定しております。12月29日の心斎橋CONPASSでの公演、MTpresents〈夜、心斎橋の夜〉は、2020年からのパーマネント・メンバーとして活動している、豊田道倫 & His Band（ドラムは角矢胡桃、ベースはみのようへい。Tokiyoは今回はお休み）にて出演します。新曲「ストロングゼロ・ガール」のレコーディングに参加したトランペットの江崎將史が今回のライヴにも参加します。この日は2組のゲスト、東京から京都へ移住してきたシンガー・ソングライターの河内宙夢が周りの友人、兄らと結成したジャンク＆ラブな4人組のロック・バンド、河内宙夢＆A Few Friends、関西を代表するインプロヴァイザー半野田拓とノイズ・ユニット、ソルマニアとして1984年から活動を継続している大野雅彦の初顔合わせのデュオを迎えてのスペシャルな公演となります。

　2021年の千秋楽となる12月30日の四谷OUTBREAK!の〈豊田道倫 ソロコンサート〉は、約半年ぶりの東京でのライヴで、ゲストにmtvBANDほか、豊田にとっては長年のコラボレーターで、今年10月にも大阪・難波BEARSで共演（対戦？）したドラマー、久下惠生をゲストに迎えます。1部は豊田のソロ、2部は久下とのデュオでのステージとなる予定です。