スペースシャワーTVの音楽&カルチャー情報番組『スペシャエリア』企画による東日本大震災復興チャリティ・イベント『スペシャエリアthe Show2 〜MUSIC SAVES TOMORROW〜』が10月29日(日)、渋谷WWWにて開催されました。
まずは番組VJの
サイトウ“JxJx”ジュン(
YOUR SONG IS GOOD)と村田シゲ(
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CUBISMO GRAFICO FIVE)がステージに登場してイベントの趣旨を説明。そして被災地である岩手県を拠点に活動する2人組ユニット、
El SKUNK DI YAWDIEをゲストに招き、現地でのボランティア活動についてトークを交わす。トーク終了後にはEl SKUNK DI YAWDIEがライヴを披露、アコギとカフォンからなるシンプルなサウンドに乗せてタフで情熱的なメッセージを会場全体に響き渡らせてくれました。
そしてライヴ本編は
氣志團の登場でスタート! 特攻服に身を包み「俺達には土曜日しかない」「ゴッド・スピード・ユー!」「キラキラ!」といったキラーチューンを立て続けに演奏。デビューから10年に渡り、持ち前の気合とエンタテインメント精神で日本のミュージック・シーンをサヴァイブしてきた彼ら。この日も熱のこもった演奏と軽妙なMCで会場を大いに沸かせてくれました。
アコギ片手に
KEN YOKOYAMAがステージに登場すると場内に大きな拍手と歓声が。彼が弾き語りでライヴを行うのは約2年ぶり。ステージ脇で見守る息子と時折、言葉を交わしながら、ソロ・アルバムの楽曲を中心にリラックスした表情で演奏を進めていきました。高校生時代に影響を受けたというTHE LONDONTIMESの「僕は言いたい」や
SIONの「がんばれがんばれ」といった日本語曲のカヴァーからは、震災後の今、彼が伝えたいであろう真摯なメッセージが凝縮されているような印象を受けました。
そして、この日のトリとして登場したYOUR SONG IS GOODは、いつものように爆発力溢れるグル―ヴィな演奏でオーディエンスを縦に横にと揺さぶりまくる。今回は短時間のステージだけにテンションのアゲっぷりも尋常じゃない。最後はメンバー全員がドラムとパーカッションを乱打して狂騒的なムードのままにライヴ終了。まさに“最強のパーティ・バンド”との異名にたがわぬ圧巻のステージを見せつけてくれました。
本編終了後のアンコールでは、ステージに出演者が勢揃いして(氣志團は
OKAMOTO'Sの後輩バンド、
山下達郎を敬愛するYAMASHITA'Sとして登場!)
シュガー・ベイブの名曲「DOWN TOWN」をセッション。アンコール第2弾では、サイトウ“JxJx”ジュン、村田シゲら4人からなる番組発のバンドthe"O"showが出演者の楽曲を次々と演奏。最後は新VJの
きゃりーぱみゅぱみゅを呼び込み、パンクバージョンの「PONPONPON」を披露するなどハプニング的な展開も。
それぞれのアーティストがそれぞれのスタイルで震災地復興への熱い想いを届けたこの日のイベントの模様は11月23日(水)19:00から放送される『スペシャエリア』で詳しく紹介されるので、是非ともお見逃しなく!