10月31日は、愛知県一宮市出身のシンガー・ソングライター / ラッパーの
SEAMOの誕生日です。SEAMOは1975年に生まれ、1995年より名古屋や東海地区を中心に“
シーモネーター”としてインディ活動をスタート。“塾長”の愛称で親しまれています。
 シーモネーター&
DJ TAKI-SHIT時代には海水パンツや全裸の股間に天狗の面を着けるという姿でパフォーマンスをしたり、客演したBENNIE Kの楽曲「天狗 VS 弁慶 feat.シーモネーター」をステージで演じる際にも素っ裸の下半身に天狗のお面をつけて下ネタを入れながらラップするなど、奇抜なスタイルでも注目されました。
 2002年に
米米CLUB「浪漫飛行」を大胆にサンプリングした「浪漫ストリーム」でメジャー・デビューをしますが、2005年にシーモネーターとしての活動はやりつくしたとの思いから、SEAMOに改名。
さだまさしの「関白宣言」をリメイクしたシングル「
関白」で再メジャー・デビューを果たしました。
 2006年に4thシングル「
マタアイマショウ」が反響を呼んでロングヒットとなると、続いて「ルパン三世のテーマ」をリメイクした5thシングル「
ルパン・ザ・ファイヤー」で初のトップ10にランク入り。その勢いのまま、同年末に『NHK紅白歌合戦』に初出場。2008年には11thシングル「
Continue」が
水川あさみ主演の深夜連続ドラマ『
夢をかなえるゾウ』の主題歌に起用され、
NEWSに「Happy Birthday」を楽曲提供するなど、話題を呼びました。
 以降も精力的に活動し、特に
HOME MADE 家族やNobodyknows+、AZU、"E"qualほか名古屋拠点のアーティストたちとの親交やコラボレーションを展開。2020年にはデビュー15周年を記念したベスト・アルバム『
PERFECT SEAMO』を発表し、翌年にデビュー15周年全国ツアーを盛況に終えました。
 また、名古屋が本拠地のプロ野球チーム、中日ドラゴンズの熱狂的なファンでもあり、“名古屋愛”に満ちていることでも知られています。そのほか、グラビアアイドル、パチスロ、競馬などに造詣が深く、特に競馬では一口馬主としても出資し、地方競馬の馬主資格も取得。ローズステークス(GII)優勝のタッチングスピーチ、JRA賞年度代表馬となったGI6勝馬モーリスの全弟のルーカス、NHKマイルカップ(GI)優勝のラウダシオンなどにも出資し、メディアでも取り上げられています。
 20周年を迎える2025年は、11月より全国ツアー〈SEAMO 20th ANNIVERSARY TOUR 〜to be continued〜〉を開催。地元・愛知を皮切りに、香川、福岡、東京、広島、静岡を経て、2026年2月の大阪までを巡ります。
(写真は2020年1月リリースのデビュー15周年を記念したSEAMOのオールタイムベスト・アルバム『
PERFRCT SEAMO』)