世界的楽器メーカー“KORG”と、ヒット・プロデューサー“Terukado”がシンクロして立ち上げた新人アーティスト、
KOR=GIRL(コル・ガール)。なんと
メジャー・デビュー・ミニ・アルバムを、発売前に“全曲無料配布”するという、業界のタブーに挑戦!
楽曲の無料配布は、英国のトップバンド、
レディオヘッドや
ナイン・インチ・ネイルズなどが展開し大きな話題となりましたが、日本では業界慣の習や、権利的な障壁もあり、インディーズを除けば、メジャー・アーティストで発売前に、全楽曲を無料配布したケースは現在まで前例がないとのこと。
そんな背景の中、オフィシャル・サイト(korgirl.jp)ではプロデューサーTerukadoが“Musicians never die”というメッセージを添えて無料配布を突如スタート、「“Think different”のキャッチコピーでコンピューターを変えたアップル、ハイスペック路線に進んでいたゲーム業界に一石を投じたWiiのように、音楽を送り出している僕らのような人間も、変わらなければならない。コンテンツを記録したモノを売るという考え方を離れ、音楽がもっと可愛がられる、楽しんでもらえる、音楽体験を提供していかなければならない。発想を転換していく第一歩にしたいと思っています」と担当スタッフを通じてコメント。音楽著作権のあり方や、音楽ビジネスモデルの模索など、さまざまな問題をはらみながら、今回の無料配布は大きな波紋を呼びそうです。