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邦楽
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
大木トオル
ミスター・イエロー・ブルース大木トオルの約10年ぶりの新作
（CDジャーナル2002年04月号掲載）
“ミスター・イエロー・ブルース”大木トオルが、約10年ぶりの新作『Sweet Home Town』(移籍した“avex io”よりリリース)を携えて帰ってきた。彼とは約10年ぶりの再会だったが、今回ほど時の流れが人を変えるものだとつ……全文を読む»
米倉利紀
甘いヴォーカルが心地よいデビュー10周年の自信作
（CDジャーナル2002年04月号掲載）
米倉利紀が今年デビュー10周年を迎えた。その記念となる新作『roots of style』のレコーディングのために訪れたNYで、米倉は世界中を震撼させた米国同時多発テロ事件に遭遇した。「事件のあった日は、前日のレコーディ……全文を読む»
上野茂都
静かな笑いを誘い出す見事にトホホな唄
（CDジャーナル2002年04月号掲載）
通好みのあいだで結構な話題となった“つれれこ社中”で三味線と唄を担当していた上野茂都が、ソロでこの1年の間に4作からなる“上野茂都唄草子”シリーズ(『其の壱〜あたま金』『其の弐〜緑の人よ』『其の参〜蕎麦屋の隅で』『……全文を読む»
PUFFY
奥田民生の全面プロデュースで80年代の名曲を料理
（CDジャーナル2002年03月号掲載）
最近、70〜80年代に日本で流行った曲をカヴァーするアーティストがまた目に付くようになってきた。しかしPUFFYはやることが違う。久しぶりに奥田民生の全面プロデュースで、しかも全編カヴァーの新作『THE HIT PARAD……全文を読む»
ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイション
音の展開の予想もカテゴライズもできないサウンド
（CDジャーナル2002年03月号掲載）
ジャンルや年代に関係なくすべての音楽が素材として等価値に並び、それをいかに組み合わせるかがアーティストの個性となった90年代。時代のそうした特性を最大限に活用して90年代のポップ・カルチャーをリードしてきた主役は……全文を読む»
広沢タダシ
亀田誠治プロデュース叙情感にあふれた極上の“広沢ワールド”
（CDジャーナル2002年03月号掲載）
きわめて自然体、手垢にまみれていない清らかさ――デビュー・アルバム『喜びの歌』を発表した広沢タダシの訥々とした話し方を聞いていると、そんな印象を受ける。「いつも自分の見たことや感じたことだけを曲に書いています。……全文を読む»
湯川潮音
魅せられてしまう“天使の歌声”18歳のガール・ソプラノ
（CDジャーナル2002年03月号掲載）
形もないし、むろん眼に見えるものでもない。けれど、ひとのこころを動かし、重要で大きな社会的ムーヴメントのきっかけにさえなりうる――それが“音楽”だ。「わたしにできるのはまだまだほんの小さなこと。でも、“音楽”の中にあるそ……全文を読む»
アルベルト
ラテン音楽が最もラテンらしかった頃のエネルギーとポップな親しみやすさ満載のロマンティックな２作目
（CDジャーナル2002年02月号掲載）
ラテン人気はやたら盛り上がっているけど、どうも最近のヤツはオシャレ過ぎて薄いし、アレンジも凝り過ぎ、なんて感じている人も多いんじゃないだろうか? いやいや、ご心配めされるな。ご存じディアマンテスのフロントマン、アルベルト……全文を読む»
What's Love?
“スカ”と“歌謡”の融合ユニークな3ピース・バンドのファースト・アルバム
（CDジャーナル2002年02月号掲載）
和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」を横山剣(クレイジーケンバンド)や小島麻由美とスカ・アレンジでカヴァーした、メジャー第3弾シングルで一気に注目度がアップしたWhat's Love〜。この三人組は、インディーズ時……全文を読む»
Smooth Ace
振り幅の広がったサウンド・メイクが光る４人の“歌”
（CDジャーナル2002年02月号掲載）
70年代の日本のポップス、80年代のニューミュージックを彷彿とさせるノスタルジックな旋律と、洗練されたコーラス・ワークが魅力の4人組ヴォーカル・グループ、SMOOTH ACEが、セカンド・フル・アルバム『FOR TWO-PIE……全文を読む»
キタキマユ
自分の内側に向かって歌える〜そんな歌い手になりたい
（CDジャーナル2002年01月号掲載）
「昔はよく人のマネをしましたね。この人! とかこの曲! って思ったのを、自分の中で完全なものにするんです。よく歌ったのはスティーヴィー・ワンダーで、なかでも〈ドント・ユー・ウォリー・アバウト・ア・シング〉。あ……全文を読む»
instant cytron
無邪気で甘酸っぱいファンタジー・ポップ・ユニットの“マーチ”をコンセプトにした作品
（CDジャーナル2002年01月号掲載）
陰惨な事件が相次ぎ、社会全体が重苦しくてキナ臭い方向に進み始める。そんな時、楽しい夢を見させてくれる音楽や、ポップであることは、何よりも過激な武器(痛快な批評)となりうるものだ。少年・少女の心をいつまでも失わない人のた……全文を読む»
林邦洋
純文学を現代語訳で読んでいるような詩。そして、バラエティ豊かなポップ＆ロック・ナンバーが満載
（CDジャーナル2002年01月号掲載）
飄々とした人である。「死ぬために生きることも一興」と人生論をぶったかと思えば、野鳥の背中に「そつのない主張」を見たり、「園芸・イン・マイ・マインド」なんて腰砕けなフレーズをさらりと歌ってのける。19歳で初めてアコースティック・ギ……全文を読む»
スクーデリア・エレクトロ
世代や時代を超えて聴かれるべき真のポピュラリティを持つ作品
（CDジャーナル2002年01月号掲載）
スクーデリア・エレクトロは、打ち込みに生楽器を融合させた音を出すエレクトロ・ポップ的なユニット。これまでは全編エレクトロだったり、ラウドなバンド・サウンドだったりと、アルバムごとに異なったアプローチを試みてきた。それが約……全文を読む»
陰陽座
侮り難し！“妖し”のモノども妖怪メタル・バンド参上
（CDジャーナル2002年01月号掲載）
�鏡祥療�魔術ではなく陰陽道や忍法、悪魔ではなく羅刹や烏天狗、ドラゴンではなく牛鬼やぬりかべ。伝奇小説の題材のごとき日本古来の“妖し”の世界にこだわりつつインディーズで作品制作とライヴ活動を積み重ね、クラブ規模ながら着実に支持者を増やしてき……全文を読む»
シカラムータ
むしろ、自分ではロックをやってるつもりです
（CDジャーナル2002年01月号掲載）
なんと自由で逞しく、伸びやかな音楽なのだろう。ソウル・フラワー・ユニオン、A-MUSIKなどの活動で知られるクラリネット奏者、大熊ワタル(亘改め)のリーダー・バンド、シカラムータのセカンド・アルバム『凸凹(デコボコ)』を聴い……全文を読む»
小坂忠
70年代の名作『ほうろう』から26年大人が楽しめる、21世紀の名作が完成
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
今なお色褪せるどころか、新たな発見に目を見張らせられる。小坂忠の『ほうろう』は、そういうアルバムだ。75年、細野晴臣を中心にティン・パン・アレイが関わった代表作としても評価が高く、日本のポップスがいかに刺激に満ちてい……全文を読む»
the pillows
バンドとして充実期に突入純度の高さを求めた新作
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
「最近の受け止められ方を含めて、バンドをやっている環境に、かなり納得しているからね。個人的にも、ポジティヴな気分だってことはいえるんじゃないかな」と中心人物、山中さわおも語るように、ここ数年のthe pillowsは、実力と人気……全文を読む»
遊佐未森
自然に沸き起こったイメージが生んだ“ほのか”に漂うケルトの香り
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
ここ何年かケルト音楽に焦点をあて、それを自分の音楽の中で昇華させるスタイルを貫いてきた遊佐未森。無二ともいえるそのこだわりは、96年のアルバム『ロカ』を筆頭に、次々と実現されてきた。新作『honoka』も、基本……全文を読む»
The Kaleidoscope
余韻を引きずるような日本語の奥行きを感じてほしい……デジタルとアナログの温かさを内包した“万華鏡”バンド
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
カレイドスコープというバンド名からキラキラしたポップスを想像していたところ、実際はスリー・ピースの骨太なロックを聴かせる人たちだった。シングル曲ではアコースティックな側面が強調されていたので、骨太なロッ……全文を読む»
林田健司
充電を経て、再スタート！音楽性の豊かさが際立った新作
（CDジャーナル2001年12月号掲載）
ミュージシャン、また作曲家としてキャリアを積み重ね、日本のミュージック・シーンに確実に名前を刻んでいた林田健司が10年間にわたるアーティスト活動を休止したのは昨年の3月。それは、突然の出来事だった。「正直に言うと、音楽を作るこ……全文を読む»
坂本龍一
チェロでブラジル音楽に新鮮なアプローチをもたらす
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
たとえその名は意識していなくても、カエターノ・ヴェローゾの90年代以降の作品や、ブラジル映画『セントラル・ステーション』のサントラを耳にしていれば、この人が手掛けた繊細な編曲や、自ら演奏するチェロの深みのある音色に……全文を読む»
クラムボン
ドラマチックに制作が進んだ生まれ変わったクラムボンのバラエティ豊かな新作
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
クラムボンは逡巡していた。ぐずぐずしていた。曖昧だった。原田郁子によればこうだ。「ファースト・アルバムは、どうしてクラムボンというバンドがここにいるのかっていう“宣言”だったんですよ。専門学校のクラス……全文を読む»
ミナコ
名だたる実力派がバックを固めた新しいタイプの女性ヴォーカリストの衝撃的なデビュー・アルバム
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
編集部よりインタビューを依頼された際のミナコの簡単なインフォメーションは、“エンジニアがロジャー・ニコルスで、ドン・グルーシンなどが参加した、いきなりアルバムでデビューする女性シンガー・ソングライター”というもの。そこでサ……全文を読む»
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