ニュース

ナスペック、ウィーン・アコースティクスの人気モデルを一新したLISZT Referenceを発売

2023/01/27 12:44掲載
はてなブックマークに追加
ナスペック、ウィーン・アコースティクスの人気モデルを一新したLISZT Referenceを発売
 ナスペックはオーストリア・ウィーンのスピーカーメーカー、ウィーン・アコースティクスの人気モデルLISZTを完全に再設計した、ハイエンド・モデル「LISZT Reference」を2月1日(水)に発売します。カラーはチェリー、ピアノ・ホワイト、ローズウッド、ピアノ・ブラックの4色。価格は1,430,000円(税込)です。

 Liszt Referenceの核となるのは、長年にわたる開発から生まれた特許取得の6インチ・フラットスパイダーコーンドライバーを中心とする同軸ユニットです。極めて平面精度が高いこのフラット型のユニットは同心円、同軸上において位相とタイミングのずれを防ぎ、歪みのない緻密な音と素速いレスポンスを実現。半透明のコーン部分は新素材X4Pで作られたオリジナル振動板で、高剛性・超軽量・高制動性を得て理想的な特性を獲得しています。また、中心にはScanSpeak社と共同で開発され、リング・ラジエーターと中心軸にフェイズプラグを搭載したツイーターを採用しています。

 ウーファー・ユニットには、Beethoven Referenceシリーズで導入された正確なピストンモーションとすぐれた放射特性を実現する、フラット・スパイダーコーンウーファーを採用。X4Pとファブリックという異なる素材で構成されるためコンポジットコーンと名付けられています。3基搭載されるウーファーは、上部の1基と下部の2基がキャビネット内で分離され、それぞれ独自のチューニングを施されています。このセパレートされたキャビネット構造により、相互の干渉を防ぎ、スピード感と流動性を備えた低音の伸びを実現しながら、ネットワーク回路をシンプルにすることが可能になりました。