英ロンドン出身のシンガー・ソングライター / ギタリスト、マヤ・デライラ（Maya Delilah）が、ブルーノート / キャピトルからデビュー・アルバム『ロング・ウェイ・ラウンド』を3月28日（金）に発表します。アルバムからの先行シングル「スクイーズ」が公開中。また、アルバムのリリースを記念した来日イベントを東京・原宿 Fender Flagship Tokyoで2月25日（火）に開催します。

　SNSでのギター動画で人気に火がつき、SNS合計フォロワーは100万超と話題を集めている現在24歳のマヤ・デライラは、同世代の共感を呼べる等身大の歌詞と、R＆Bやソウルなどの音楽をオーガニックなポップへ昇華したサウンドで、メーガン・トレイナーやサム・ヘンショウなどとも共演を重ねている注目株です。最近ではフェンダーの次世代アーティスト支援プログラム「Fender Next 2024」や、注目アーティストにフォーカスしたSpotifyのキャンペーン「Spotify Artists To Watch 2025」に選出されたことでも話題に。アデルやエイミー・ワインハウス、サム・スミスなども通ったブリット・スクール出身です。

　ロンドン、ニューヨーク、そしてロサンゼルスとさまざまな場所でレコーディングされた『ロング・ウェイ・ラウンド』には、ポップやR＆Bのサウンドを基調としつつもブルース、カントリー、ゴスペル、ファンクなどの要素も盛り込んだカラフルな12曲を収録。出会いや別れといった誰もが経験する喜びや悲しみについて、今を生きる一人の女性として背伸びせず綴った歌詞とキャッチーなメロディは、シンプルで深い共感を呼び起こします。また、「ギターが男性の楽器だと認識されていることが嫌だった。その状況を変えるような活躍をしたかった」と以前から公言しているとおり、トム・ミッシュを思わせるフィンガー・ピッキングのギター・プレイも存分に楽しめます。光り輝く瞬間、笑顔、喪失、そしてふたたび前に進み始めるという人生という名の「長い道のり（The Long Way Round）」を軽やかに表現した一枚。日本盤には、限定ボーナストラックとして「ルック・アット・ザ・ステート・オブ・ミー・ナウ」と「マヤ、マヤ、マヤ」のスタジオ・ライヴ・ヴァージョンが収録されます。

　本作について、マヤは「このアルバムは、私の多くの部分を組み合わせたようなもの。いろんなジャンル、人、場所、そして経験からたくさんの影響を受けているから、自分の音楽を一貫したサウンドやムードに合わせるのは難しいと思っていたの。そういったいろんなテイストをちりばめた作品にするのが素晴らしいことだと気づくまでに長い時間がかかったし、それが『The Long Way Round』というアルバム・タイトルにも現れている。この作品が、私が会ったことのない誰かにとって懐かしいものになると一番嬉しい」と語っています。

　また、アルバムのリリースを記念して、マヤがパフォーマンスを披露する来日イベント「FenderNews Public Recording with Maya Delilah at Fender Flagship Tokyo」が2月25日（火）にFender Flagship Tokyoで開催されます。イベント参加への応募は2月11日（土）まで。


Photo by Rae Farrow