ASIAN KUNG-FU GENERATIONの
後藤正文が、2018年に設立した新進気鋭のミュージシャンがキャリア初期に発表したアルバムへと贈られる作品賞「APPLE VINEGAR -Music Award-」。第8回となる2025年の大賞は、
MONO NO AWARE『
ザ・ビュッフェ』と
Dos Monos『Dos Atomos』の2作品が同時受賞。バンド / グループが大賞を受賞したのは、「APPLE VINEGAR -Music Award-」8回目にして今回が初めてのこととなります。
また、4年ぶりの2組受賞を記念し、MONO NO AWAREから玉置周啓(Vo/G)と加藤成順(G/Cho)、Dos Monosから荘子it(トラックメイカー/MC)とTaiTan(MC)を迎えて、後藤正文との座談会形式で行われた受賞者インタビューが6月6日(金)にオフィシャル・サイトにて公開されました。
人気ポッドキャスト番組『奇奇怪怪』のパーソナリティとしても知られるTaiTan(Dos Monos)と玉置(MONO NO AWARE)の2人を含め、今回登場した4人は全員1993年生まれという同世代。2アーティストへの大賞授与に関して、「デビュー時の新人を持ち上げて煽るようなやり方じゃなくて、アーティストがマイルストーンみたいな作品を打ち立てたときにそれをちゃんと評価する賞でありたいと思っていた」「思い描いたかたちで称賛できたことが嬉しかった」と語る後藤を交え、和やかでテンポのいい自然体でのやり取りが印象的な座談会となりました。
それぞれ、MONO NO AWARE=ロック・バンド / Dos Monos=ヒップホップ・ユニットという異なるフィールドで活動していることもあり、これまで音楽的に交わる機会はなかったという2組でしたが、話が進むに連れ、それぞれの到達点と共鳴し合う部分が浮かび上がり、最後にはある約束も。ぜひご一読ください。
なお、6月11日(水)公開のポッドキャスト『APPLE VINEGAR -Music&Talk-』では、賞の総括回をお届けします。ぜひ合わせてチェックしていただきたいところです。
[大賞]『ザ・ビュッフェ』 MONO NO AWARE
『Dos Atomos』 Dos Monos[特別賞(4作品)]『ほころび』 井上園子
『Conceive the Sea』 marucoporoporo
『public melodies』 Nikoん
『Epoch』 松永拓馬