ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文が2018年に設立した新進気鋭のミュージシャンがキャリア初期に発表したアルバムへと贈られる作品賞、「APPLE VINEGAR -Music Award-」の初となるイベント〈APPLE VINEGAR -Music Award- 2026 Opening Party〉の開催が決定しました。
2026年2月12日(木)、「APPLE VINEGAR -Music Award- 2025」の大賞受賞アーティスト、
MONO NO AWAREと
Dos Monos(Band Set)の2組を迎えて東京・恵比寿LIQUIDROOMにて開催されます。当日はGotch Bandがオープニングアクトとして登場することも決定。11月27日(木)正午よりチケットオフィシャル先行受付スタートしました。
「APPLE VINEGAR -Music Award-」は、文学界での芥川賞を参考に、デビュー・アルバムに限らず、ミュージシャンがそのキャリア初期に発表した作品を評価する仕組みを作り、今後の作品制作をサポートする賞金を贈呈することで若手ミュージシャンを応援できれば、という思いを持ってスタートしました。第8回目を迎えた「APPLE VINEGAR -Music Award- 2025」では、MONO NO AWAREの『
ザ・ビュッフェ』、Dos Monosの『Dos Atomos』の2作品が同時に大賞を受賞。同時受賞を記念し、毎年恒例の後藤正文による受賞者インタビューもMONO NO AWAREから玉置周啓(Vo / G)と加藤成順(G / Cho)、Dos Monosから
荘子it(トラックメイカー / MC)とTaiTan(MC)が参加する座談会形式で行われました。
同世代で、人気ポッドキャスト『奇奇怪怪』を通じたつながりもある2組での話が盛り上がる中、「一緒にライブをやるのも面白いかもしれない」という話が膨らみ、このタイミングでのライヴ実現となりました。異なる音楽性だからこそ生まれる面白さや、お互いのリスナーが交わる場をつくりたいという気持ちが重なり、自然な流れとして今回の共演に至っています。受賞者インタビューもぜひご一読ください。
また昨年、本アワード設立当初の思いをさらに発展させるべく、後藤正文を中心にNPO法人「アップルビネガー音楽支援機構」(活動総称: APPLE VINEGAR -Music Support-)が設立されました。クラウドファンディングで多くのご支援をいただき、現在、静岡県藤枝市で建設を進めている滞在型音楽制作スタジオ「MUSIC inn Fujieda」も、来年初頭にはいよいよプレオープンを迎える予定です。なお、本アワードも今年からNPO活動の一環として行ってまいります。
受賞をきっかけに実現した2組一緒のライヴ・パフォーマンスに加えて、第9回となる「APPLE VINEGAR -Music Award- 2026」の新たなスタートをファンとともに祝福するスペシャルなイベントにぜひご期待ください。