レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、サンズ・オブ・ケメットなどで活躍するトム・スキナーの3人による、ザ・スマイル（The Smile）が、デビュー・アルバム『A Light For Attracting Attention』を6月15日（水）に発表します。アルバム収録曲「Free In The Knowledge」と、映画監督のレオ・リーが手がけた同曲のミュージック・ビデオが公開中です。

　「Free In The Knowledge」は、昨年12月に英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行なわれたイベント「Letters Live」に出演したトム・ヨークがソロで披露し、話題を呼んだ楽曲。その公演のMCでトムは「パンデミック下にある英国のミュージシャンのために新しいバンド、ザ・スマイルと書いた」と楽曲を紹介していました。

　『A Light For Attracting Attention』には、新たに公開された「Free In The Knowledge」とすでに公開されている「You Will Never Work in Television Again」「The Smoke」「Skrting On The Surface」「Pana-vision」の5曲を含む全13曲を収録。ナイジェル・ゴドリッチがプロデュースとミキシングを務め、ボブ・ラドウィグがマスタリングを担当しました。

　また、レコーディングにはメンバーのほか、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラのストリングス・セクションや、バイロン・ウォーレン、テオン＆ナサニエル・クロス、チェルシー・カーマイケル、ロバート・スティルマン、ジェイソン・ヤードといったUKジャズ・シーンで活躍するミュージシャンからなるブラス・セクションが参加しています。




Photo by Alex Lake