ボブ・ゲルドフ 2004/04/16掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
デヴィッド・ボウイ、U2、マドンナ、クイーンらが集結し、85年に開催された世紀のチャリティー・イベント“ライヴ・エイド”。なんでも、今年末には、約20年の時を超えて同イベントがDVD化されるそうですが、そんな同イベントの発起人であったのが、世界的に大ヒットした「哀愁のマンデイ」で有名な
ブームタウン・ラッツのフロントマン、
ボブ・ゲルドフ(写真はベスト盤)。2001年には、約9年ぶりとなる新作
『セックス・エイジ・アンド・デス』を発表し、世間をアッと驚かせた彼ですが、そんな彼が新たに手掛けたアルバムは、自身に影響を与えた楽曲をセレクトしたコンピレーション・アルバムとなる模様です。
UKにて5月3日にリリースされる『Under the Influence』と題された本作には、
ザ・フー、
キンクス、
デヴィッド・ボウイ、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、
ニューヨーク・ドールズ、
ロキシー・ミュージックなどの楽曲が全19曲収録される予定。この楽曲たちがあったからこそ、そのタイトなカッコ良さにやられたブームタウン・ラッツが生まれたわけであって、ブームタウン・ラッツがあったから、世紀のイベント“ライヴ・エイド”も生まれたわけであって、“ライヴ・エイド”があったから、“ウイ・アー・ザ・ワールド”も生まれたわけであって・・・と、巡るめく音楽シーンの原点ともいえる作品なだけに、これは押さえておきたいところ。その詳しい収録予定曲は下記のとおりです。
(01) Jay Blackton & Orchestra「Overture From Oklahoma (edit)」
(02) Cliff Richard「Apron Strings」
(03) Dr. Feelgood「All Through The City」
(04) Television「Venus D'Milo」
(05) Velvet Underground「New Age」
(06) Roxy Music「Do The Strand」
(07) New York Dolls「Personality Crisis」
(08) The Who「Pictures of Lily」
(09) John Prine「The Late John Garfield Blues」
(10) Webb Pierce「In The Jailhouse Now」
(11) Kris Kristofferson「The Pilgrim - Chapter 33」
(12) Bob Dylan「Visions of Johanna」
(13) Max Romeo「War In A Babylon」
(14) Small Faces「All Or Nothing」
(15) Graham Parker & The Rumour「Can't Be Too Strong」
(16) Kinks「Dead End Street」
(17) David Bowie「Drive In Saturday」
(18) Four Tops「Reach Out I'll Be There」
(19) Leonard Cohen「Famous Blue Raincoat」