新潟は佐渡ヶ島に暮らす婦人たちが巻き起こすポップアート、
婦人倶楽部が、9年ぶりの2ndアルバム『
婦人日和』を11月5日(水)にリリースします。
1stアルバム『
フジンカラー』から9年ぶりとなる本作は、島での暮らしをユーモラスに切り取った一枚。シティ・ポップや渋谷系を彷彿とさせながらも、クラシカルで室内楽的なアレンジにより、独自の世界観を築き上げています。
リード・トラック「トキ!トキ!トキ!」では、初期
YMOを支えた
クリス・モズデルが詩を書き下ろし、彼と親交のあった
谷川俊太郎が生前に訳詞を担当。演奏には
徳澤青弦、
ゴンドウトモヒコ、
千ヶ崎学、張替智広といった実力派ミュージシャンが参加し完成した、エバーグリーンな楽曲です。さらに、ドライブ・ソング「海と国道」では、ゲストヴォーカルに
横山実郁(ex.
RYUTist)を迎え、ベースを
沖井礼二(
TWEEDEES)が担当。爽やかに突き抜けるポップサウンドが心地よく響きます。
アートワークは、人間の等身大の生活を描く新進気鋭の日本画家・葛西由香が描き下ろし、デザインは岡田崇が手がけています。また、柿畑で撮ったアーティスト写真は、婦人倶楽部とつながりが深い川島小鳥が担当。田舎の山奥から響く艶やかな歌声。そのギャップに、佐渡の“お洒落”が息づいています。
[コメント]前作“フジンカラー”から9年、満を持しての2ndアルバム「婦人日和」をついにリリース!
メンバーそれぞれの環境も変わり、子育ても落ち着いてきた今日このごろ、そろりそろりと活動を進めやっとこさでアルバムにまとまりました。
佐渡はここ数年で移住者が増え島の雰囲気も明るくなり、また金山が世界遺産に登録されたことで旅行者も増大しています。今回のアルバムは全曲通して佐渡の暮らしを題材にした歌詞の曲が揃っており、ぜひ楽曲を聴きながら佐渡の風情を楽しんでほしいです。――婦人倶楽部