今年2月に『Cake or Death』日本盤をリリースした、アメリカが誇るプロデューサー/ソングライター、リー・ヘイゼルウッドが8月4日、ネバダ州ラスベガス郊外の自宅にて、息を引き取りました。3年間に渡る闘癌生活を経て、今年8月初めに78歳の誕生日を迎えたばかりだったとのこと。
ラジオDJとしてそのキャリアをスタートし、ナンシー・シナトラのプロデューサーとして一躍その名を知らしめた彼。Viv Record/LHIなどのレーベル設立や、自らソングライターとしてレコードを発表、映画音楽を手がけるなど、音楽業界で多方面にわたる活躍を続けてきました。2002年にはトリビュート・アルバム『TOTAL LEE! The Songs of Lee Hazlewood』などがリリースされるなど、若い世代のアーティストもその軌跡を賞賛しています。ご冥福を心からお祈りします。