新潟市出身、米ニューヨーク在住のジャズ・ピアニスト / 作編曲課家の
又賀純一郎が、2024年、アメリカの国際的な作曲コンテスト〈The John Lennon Songwriting Contest〉において、オリジナル楽曲「Escher’s Staircase」でJazz部門の年間最優秀賞となる「Lennon Award」を受賞しました。
世界中から応募があるこの権威あるコンテストは、グラミー賞受賞者や音楽業界の第一線で活躍する著名なプロデューサー、ソングライターらによる審査によって、楽曲のクオリティや革新性などが厳正に評価されることで知られており、国際的に高く認知されています。又賀はニューヨークを拠点に、演奏、作編曲、プロデュースなど多岐にわたり活動しており、2024年9月にJazz部門のGrand Prizeを勝ち上がった後、さらに最終選考となる一般オンライン投票を経て、各ジャンルの頂点に位置づけられるLennon Award受賞という快挙を成し遂げました。
受賞曲「Escher’s Staircase」は、独創的なアプローチと高い技術力が評価され、世界中の音楽ファンや関係者から注目を浴びていたところ。複雑なハーモニーテクニックに加え、上下降するベースラインにタイトルの着想を経て制作され、レコーディングはニューヨークで行なわれました。2024年4月にリリースされたリーダー・アルバム『
Landscape』に収録されているほか、Apple Music、Spotify、YouTube Musicなどの各種主要サブスクリプションサービスにて配信中です。
今後、全12音楽部門のLennon Award受賞曲の中から、最終的な「Song of the Year」が選ばれる予定であり、その発表は2025年7月に実施。又賀もその候補者の一人として、さらなる注目と期待が寄せられています。海外で活躍する日本人アーティストへの関心が高まる中、今回の受賞は彼のキャリアにとって大きなマイルストーンとなります。