レーザーがまるで星空のように天井で輝き、鋭くステージを照らすとME:Iがメインステージの階段上部に横一列に並んで登場。メンバーはビジューがきらめく真っ白な衣装を纏い、1人ずつカメラに向かってカリスマ性たっぷりにポージングします。まずはツアータイトルに冠され、9月にリリースした1ST ALBUM『WHO I AM』のタイトル曲「THIS IS ME:I」をパフォーマンス。メンバーが花道を凛々しく歩きながらダンスを披露し、そのまま間髪いれずに「MUSE - Remix Ver. -」に繋げるという意外な展開で観客の度肝を抜きました。
ネイビーのスポーティ衣装にチェンジしたME:Iは、至極のバラード「FLY UP SO HIGH (ME:I Ver.)」で心を込めた歌声を響かせました。「FLY UP SO HIGH」は2年前の12月16日、ME:Iを生んだオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のファイナルステージで歌われた楽曲。結成2周年を目前に控え、格段に成長したメンバーが堂々と歌い上げる姿に、涙するYOU:MEの姿も見られました。
「Sugar Bomb」はしっとりとしたJazz Arrange Ver.にアレンジされ、メンバーがセットの段差を活用したしなやかなダンスと、大人っぽい表情で魅了。KOKONAの「テンション上げていきましょう!」という威勢のいい煽りで始まった「Hi-Five - Punk Arrange Ver. -」は、マイクスタンドを華麗に操り、パワフルにパフォーマンス。AYANEとTSUZUMIの力強いロングトーンが会場を突き抜けます。「キラキラ」は学校のようなセットの中でメンバーが仲睦まじいやりとりを見せ、くるくると変わる表情と仕草でYOU:MEを楽しませました。
アリーナツアーで好評を博したユニットステージは、メンバー構成を一新。ピンスポットに照らされたKEIKOが“覚醒 Awakening”と歌い出すと会場にはどよめきが起こり、「小悪魔(Baddie)」をAYANE、KEIKO、KOKONA、RINONの4人で、きらびやかなスカーフを巧みに操り妖艶にパフォーマンス。続いてMIU、MOMONA、SUZU、TSUZUMIは「TOXIC」を鋭い眼光を放ちながら全身全霊で踊り、普段はクールなMIUが「Let's Go!」と荒々しく煽ると、場内はひときわ大きな歓声に包まれました。そして全員が再集結し、ME:Iが新境地を切り開いて話題を集めたクールな楽曲「Royal Energy - Extended Ver. -」を堂々とパフォーマンスし、YOU:MEを熱狂させました。