90年代、DARKSIDE NYCらとともにNYスタイルのハードコアにダークなスラッシュ〜デスメタルの要素を取り込み、
CRO MAGS、CARNIVORE等が作り上げたNYメタルコアをネクスト・レベルに引き上げた張本人、
マローダー(MERAUDER)。2003年の『Bluetality』から約5年ぶり、4枚目のアルバムとなる新作のレコーディングのため6月よりスタジオ入り! タイトル、レーベル、発売日などは未定ですが、年内にリリースされるとのこと。彼らのMySpaceでは新曲「Until」を試聴することができますが、
セルティック・フロスト、
ボルト・スロワー譲りのダブル・キック連発のミドル・パートといい、Jorge独特のヴォーカルといい、やはり彼らならではのかっこよさ!見た目からは想像できない流麗なソロも健在です。
2006年、メイン・ギタリストのSobことJavier Carpioが33歳という若さで他界するという悲劇に見舞われたマローダー。それを乗り越えての彼らの再始動、応援したいものです。Sob在籍時を総括するような、大名作1st『Master Killer』(写真)、2nd
『ファイヴ・デッドリー・ヴェノムス』、3rd『Bluetality』をまとめた豪華3枚組セット
『Master Killers』や、カッコいいジャケットとなって蘇ったLP盤
『Master Killer』など、彼らの偉業を讃える作品が続々リリースされていますので、これまで聴いたことのなかった方は新作の前にぜひチェックを!