叙情性をともなうハーモニー及びメロディーセンスを特徴とするプロデューサー塚原啓によるソロ・プロジェクト“
rakia ”が、3rdアルバム『
Into The Blue 』以来約2年半振りとなる4thアルバム『
intuition 』を8月2日(水)にリリース。
これまで多用されたシンセサウンドは一切排除され、アルバム全体にアコースティック・ギター、インドネシアのガムラン、アフリカのカリンバ〜パラフォン等の民族楽器を配置してアプローチ。オリエンタル感覚をも想起させる音世界。ミニマル・ミュージック、ジャズ、ファンク、フュージョンなどからの影響も窺えるポリリズムを導入しつつ、ジャンルの壁を全て取り払った音創りとなっています。
アコースティックな楽器編成にも関わらず、何処となく達観した冷やかさが感じられます。新たな楽曲構成に対してよりオーガニックなエッセンス、彩りを加えるかの如く、かつて好評を博した2ndアルバムのタイトルトラックを歌唱した
marucoporoporo が今回もゲストヴォーカリストとして参加し「Sky」を歌唱。
前作『Into The Blue』を歌唱した
五阿弥ルナ は「Abyss」、今回が初ゲストとなる作詞家の相馬絵梨子は「Sound Me Out」で瑞々しい歌唱を披露しています。さらに前作にゲスト参加した
gato のリーダーageは「When We Leave」に参加。ラストを飾る「Freezing Rain」には前作に引き続き
Smany が参加しています。
各楽曲はアルバム・タイトル『intuition』の響きに相応しい、あらゆる偶発、全てのセッションの瞬間を捉えた12の音世界に凝縮されています。心地よい予定不調和と寂寥感が漂います。かつてのrakia作品とは一線を画した新たなサウンド・スケープ。それはまるで書家に於ける“一筆書き”の様なダイレクトな作家性、極めてパーソナルな世界、精神性、内省的な世界へと導いた作品群とも言えます。
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