Ovallのベーシスト・
Shingo Suzukiのソロ・プロジェクト“L.Y.P.S(Liquid Yellow Portraits)”が、新曲「Green eyes」を7月2日(水)にリリース。
東京のオルタナティブ・ジャズ・シーンに彗星のように登場したL.Y.P.Sから、約8ヵ月ぶりとなる新作。トランペットによるブルースフィーリングが印象的なインストゥルメンタル・ジャズ・アンサンブルとして完成しました。
「Green eyes」は、これまでのL.Y.P.S楽曲の中でも明るめのコード進行を採用。シンプルで洗練された構成は、多くのミュージシャンが演奏しやすいよう意図的に設計されており、ジャムセッションでの演奏を想定した一曲となっています。
レコーディングには、Shingo Suzuki(ベース)、
渡辺翔太(ピアノ)、守真人(ドラム)によるピアノトリオに、
寺久保伶矢(トランペット)が加わったカルテット編成で臨みました。トランペットのペンタトニックで構成されたテーマと、印象的なイントロのベースライン、スピーディーに展開するドラムビートが絶妙に絡み合い、L.Y.P.Sならではの熱いライヴミュージックを作り上げています。
ヒップホップやR&B、ジャズもクラシックもストリートも、リスナーの世代をも超えて巻き込む引力をもった躍動感あふれる楽曲は必聴です。
満員御礼となったアルバム『
Liquid Yellow Portraits』リリース・パーティーを経て、〈FUJI ROCK FESTIVAL’25〉への出演がアナウンスされるなど、フィジカルな場でのオーディエンスとの接点が増えているShingo Suzuki L.Y.P.Sの磨きがかかった演奏が映える、ライヴで盛り上がること間違いなしの楽曲です。
[コメント]L.Y.P.S曲の中でも明るめのコード進行で進むストレートアヘッドな楽曲。印象的なイントロのベースラインはそのパターンを発展させ盛り上がっていく。トランペットによるブルースフィーリングあふれるペンタトニックで構成されたテーマ。所々、意図的に強くハネたり、後ノリにしたりとグルーヴ感を積極的に変えるアレンジがL.Y.P.Sの個性となり効いている。ノリが良くスピーディーに先導するドラムのビート。それらが相まって絶妙に親しみやすい曲。ところどころにベースとピアノのユニゾンで合わさるフレーズがあり、癖になる。そんなL.Y.P.Sのライブインスト曲。レコーディングは渡辺翔太(p)、守真人(ds)、寺久保伶矢(tp)、Shingo Suzuki(ba)のカルテット編成。
わかりやすい楽曲で、楽しく演奏できるし、盛り上がりやすい構成なのでレコーディングでも演奏しやすかった。
レコーディング後も編集はほぼせずに、各楽器の音色はエフェクティブにせず、楽器本来の自然な音色でまとめた。ルームリバーブが心地よい空気感を持たせているミックスは現場のセッション感が溢れている。
目の前に楽器が存在している生々しさあふれるミックス。スムーズではなく、熱い、ライブミュージック。
L.Y.P.Sの楽曲の中でも演奏しやすい曲なのでジャムセッションなどで、たくさんの人に演奏してもらいたいです。――Shingo Suzuki