There is a foxは、日本生まれ、カナダ育ちアメリカ在住のギタリスト / シンガー・ソングライターの牧野博高によるプロジェクト。柔らかなギターと静かな歌声を軸に、アンビエント、インディーフォーク、エレクトロニカの要素を融合させた音楽を制作しており、カルロス・ニーニョのプロジェクト“ターン・オン・ザ・サンライト”にギタリストとして参加したことでも知られます。
2人は、2019年よりコラボ作を発表しており、本作は2022年作『Shapes』以来のアルバム。オンラインでの長期にわたる制作を経て、2025年春にLuca DelphiがThere is a foxが暮らすカリフォルニアを訪れ、現地に滞在。 乾いた大地、燦々と降り注ぐ陽光、豊かな自然の中でともに過ごしながらレコーディングが行なわれました。
Luca Delphiの優しく透き通るなかに芯を感じさせる歌声と、There is a foxの柔らかく繊細なギター。その調和から生まれたメロディは、静けさと温もりを湛え、耳に残る美しさを描きます。これまで以上に季節や風景を想起させるリリカルな歌詞とキャッチーでありながら幻想的、郷愁をたたえつつ洗練されたネオ・フォークサウンドを湛え、現代的な感性と、普遍的な美しさが交差する一作に。アルバムからはシングル「Reset」「Natsu No Hajimari」「Wide open」「Utau Kujira」が先行リリースされています。
なお、本作『Dancers』を携えたツアー〈LUCA & There is a fox Release Tour 2025 “Dancers”〉も開催中。7月19日(土)には、FUJI ROCK FESTIVALの前週に、苗場スキー場にて開催される野外イベント〈PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-〉にも出演します。詳細は、Luca Delphi&There is a foxのlinktreeをご確認ください。
■2025年8月22日(金)リリース Luca Delphi&There is a fox 『Dancers』