ちょこちょこと輸入盤がやって来ているようです、昨年オーストラリアのみでリリースされた“ベン・リー”の最新作『Hey You, Yes You』（写真）。しかもエンハンスド仕様となっておりまして、“The Bens”での「Something Borrowed」「Something Blue」「Nothing Much Happens」ライヴ！日本オシャレ・レーベル“Ape Sounds”コンピに提供した「Freediving」！映画デビューも果たした彼によるサンダンス映画祭での「Chills」なるパフォーマンス映像！とボーナストラック＆映像でも楽しめるこの作品。前作『Breathing Tornade』1曲目、マキシ・シングルにもなっている「Cigarettes Will Kill You」のイントロでわしづかまれたセンチな琴線も震えっぱなし！ノイズ・アディクトでのやんちゃぶりはどこへやら、大人びた良き歌がゾロゾロと。相も変わらずステキな24歳、サイコーです。

　上記でも触れている、ベン･リー／ベン・フォールズ／ベン・クウェラーの3ベンで結成された“The Bens”の日本盤が発売延期（発売日は未定です）になった今、ありがたいニュースはコレじゃないかと。『Hey You, Yes You』が涙の日本盤化（CTCM-65052 \2,548（税込））！ボーナストラックも収録予定ということで、じっくり噛み締めたい一枚！11月12日にリリースです。

Ben Lee『Hey You, Yes You』
1. Running With Scissors
2. Aftertaste
3. Dirty Mind
4. Something Borrowed, Something Blue
5. Run
6. Chills
7. Music 4 The Young & Foolish
8. No Room To Bleed
9. On & On
10. Shine
11. In The Morning
12. Still On The Line
...and more
（※全14曲収録予定）

　おコタにどっぷり浸かって沁みる名盤と問われれば、迷わずこの作品。乾燥肌もしっとり落ち着くメロディを聴きましょうったら、聴きましょう。