ワールドワイドな活動を展開するDJ / 音楽プロデューサーの
沖野修也が、
Kyoto Jazz Massive結成20周年を機に、新プロジェクト、
Kyoto Jazz Sextetを始動。4月15日(水)にブルーノート・レーベルからデビュー・アルバム
『ミッション』(UCCJ-2121 2,700円 + 税)をリリースします。1960年代のブルーノートの新主流派モード・ジャズを核にしながら、単なる懐古趣味にとどまらず、それをモチーフにして“ジャズの現在”を表現することをコンセプトにしたアコースティック・ジャズ・ユニットです。
メンバーは、
quasimodeの
平戸祐介、
DCPRGや菊地成孔ダブ・セクステットに参加する
類家心平、
Mountain Mocha Kilimanjaroの
栗原 健、
松浦俊夫 presents HEXに参加する
小泉P克人、Jazztronikのドラマーとして知られる
天倉正敬と、日本ジャズ / クラブ・シーンの気鋭のミュージシャンが集結。また、サックス奏者の
菊地成孔が2曲でゲスト参加しています。
なお、本プロジェクトは、4月18日(土)〜5月10日(日)に京都で開催される大規模な国際写真フェスティヴァル〈KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2015〉とも連動。今回収録される曲のオリジナル・アーティストの写真が、同フェスの「A Vision of Jazz: フランシス・ウルフとブルーノート・レコード」展で展示されます。
「Kyoto Jazz Massiveがデビュー20周年を期に、新プロジェクト“Kyoto Jazz Sextet”を発足させました。国内屈指の若手ミュージシャンを招集し、さらにゲストに菊地成孔さんをお迎えし(2曲)、世界最先端のジャズの創造を目指しました。録音からマスタリングまですべてアナログでの作業にこだわり、Kyoto Jazz Massiveの〈Eclipse〉の再録音を含む全編ブルーノートのカヴァー・アルバムでデビューします。この6人編成の完全生演奏グループは、ジャズとクラブ・ミュージックの融合は勿論の事、新主流派 / モード・ジャズの再評価、USジャズへの日本からの返答、異なる世代の連携、音楽と写真の異業種交流(〈KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2015〉とも連動)等、さまざまな“ミッション”を持っています。過去と現在を結ぶ事で、その延長線上にあるジャズの“これから”を、皆さんに提案したいと思います」――沖野修也