2024年は音楽的ルーツである“グラムロック”を
志磨遼平と、そして2025年は
立花ハジメと
小山田圭吾を迎えて“ニューウエイヴ”をテーマにライヴを行った
野宮真貴。そしてデビュー45周年を迎える2026年は、野宮が一度はやってみたかったという“女性だけのバンド”でビルボードライヴをお届けします。実はソロ・デビュー前、アマチュア・バンド“Puzzle”というガールズ・バンドで数々のコンテストにチャレンジしプロを夢見ていた野宮。2026年9月に45周年を迎える彼女の音楽活動の原点に立ち返るライヴになりそうです。
バンマスにはベーシスト
大野由美子(
バッファロー・ドーター)を起用、ドラムに吉村由加、キーボードに
武田理沙、そしてギターには
田渕ひさ子(ex.
NUMBER GIRL)という“最新型のガールズ・バンド”でライヴを行います。
ゲストには、野宮がこのライヴに是非参加して欲しかったという
小泉今日子。奇しくも2人は共に同じレコード会社から1980年代にデビューし、1990〜2000年代には
小西康陽や
川勝正幸のプロデュースにより音楽を作ってきたという共通点を持っています。そしてもう一人のゲストは野宮からのラヴ・コールに応えてくれた
YOU。現在は女優・タレントとして活動していますが、1988年に
FAIRCHILD(フェアチャイルド)にヴォーカルとして参加。当時ポータブル・ロック在籍中の野宮とYOUは同じテクノポップというフィールドで活動し、ライヴでの共演など交流がありました。
ツアー・タイトルは〈女は女である。〉。ご存じ
ジャン・リュック・ゴダールの映画のタイトルですが、野宮が敬愛する映画の主人公アンナ・カリーナが演じた「何ものにもとらわれず自由奔放に人生を生きる女性像」は、野宮、小泉、YOU、そしてこのバンドのイメージを重ね合わせたタイトルとなっています。
今回のライヴに際し、野宮真貴は「毎年恒例のバースデー・ライヴは私の誕生日にかこつけて、毎回その時に歌ってみたいテーマをわがままを言ってやらせて頂いています。自分の音楽人生を遡ってグラムロック、ニューウエイヴと来て、今回やってみたかったことは、バンドもゲストも全員女性だけの自由で楽しいステージ!そんなわけでバンマスにバッファロー・ドーターの大野由美子さんを迎え、最高にクールなガールズバンドを結成。ゲストは軽やかに時代と共に活躍を続けている大好きな小泉今日子さんとYOUさんが登場してくれます。これはもう夢の共演!長生きはするものです。2026年はデビュー45周年イヤー!最高のバースデーとデビュー45周年前夜祭を皆さんと一緒に過ごせたら…。どうぞ、お祝いの乾杯に来てくださいね、お待ちしています」とコメントしています。
ライヴは2026年3月5日(木)、6日(金)が東京公演、3月20日(金・祝)が大阪公演。チケット販売は12月22日(月)12:00より(ビルボードライブ会員先行)、12月29日(月)12:00(一般発売)。2026年9月にデビュー45周年を迎えるその前夜祭として、そして3月12日(木)の野宮のバースデーをセレブレイトする〈女は女である。〉。ここでしか観ることができない野宮真貴、小泉今日子、YOUの夢の共演を、お楽しみに。