日本人ピアニストとしてはじめて名門ドイツ・グラモフォン(DG)と専属契約を結んだ
辻井伸行が、DGからの2ndアルバム『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番/チャイコフスキー:《くるみ割り人形》 他』を2026年1月9日(金)に発表します。アルバムから、
ラフマニノフ作曲の「ここはすばらしい場所」が先行配信されています。
新作の中心は、英国でもっとも古い歴史を誇る名門オーケストラのひとつ、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団と、2021年から首席指揮者を務め、世界的に注目されるドミンゴ・インドヤンとの共演による、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。そのほか、辻井に大きな影響を与えた
チャイコフスキーと
リムスキー=コルサコフ作品のピアノ独奏用トランスクリプションを収録しています。
アルバム発売に寄せて、辻井伸行は「ピアノ・トランスクリプションが魅力的なのは、編曲者は大抵、卓越したピアニストであり、ピアノという楽器から最大限を引き出すのに何が必要かを熟知しているからです。これらの作品を演奏するのは、いつも大きな喜びです」と語っています。
また、辻井は2026年1月9日 (金) 埼玉・ウェスタ川越 大ホール公演を皮切りに〈大和証券グループ presents 辻井伸行 日本ツアー2026 《抒情と熱情》〉を開催します。
(c) Deutsche Grammophon / Harald Hoffmann