Ovallのメンバーであり、ギタリスト / コンポーザー / プロデューサーとして活躍する
関口シンゴの代表作として多くのリスナーに愛され続けるアルバムとなった『
tender』(2023年12月)。豪華リミキサーを迎え、オリジナルの全12曲を新たな視点で再構築する『tender Remix』のリリースを発表した関口が、今年6月にリリースした第1弾リミックス「Raincoat(Paul Grant Remix)」に続き、第2弾リミックス「Southern Street(DLJ Remix)」を8月27日(水)にデジタル・リリース。
今回、新たなリミキサーとして迎えたのはローファイ・ヒップホップ界で人気を博すフランスのアーティスト / プロデューサー“DLJ”。Spotifyの月間リスナーは50万人超え、楽曲は3億回以上のストリーミング再生を記録し、
Nujabesや
マッドリブに影響を色濃く受けた音楽性は、日本でも根強い人気を誇ります。
南国をイメージして作られ、 大型のグローバル・プレイリスト“Jazz Vibes”にもピックアップされた「Southern Street」の穏やかなギター・ラインと温かな音像をそのままに、DLJが得意とするジャジーでソウルフルなローファイ・ビートが加わることで、夏の暑さを忘れさせてくれるような没入感に入り浸ることができます。過去、日本にも長期滞在し、さらに今年11月には東京でライヴを行なうという親日家のDLJ。日仏クロスカルチャーから生まれた注目のコラボレーションとなっています。
[コメント]5年ほど前に関口シンゴの音楽に出会って以来、彼の音楽性に惹かれていました。
origami PRODUCTIONSを通じて彼の楽曲「Southern Street」をRemixする機会をいただき、とても嬉しく思っています。
オリジナルのビートは中毒性のあるジャジーな雰囲気とギターのテーマがあって、それがすごく気に入ったので、そのまま活かしつつ、ギターにもう少しダスティな質感を加えて、よりスローでローファイなドラムを乗せました。
さらにシンセサイザーを追加で録音し、ギターにリバーブを強めにかけ、レーザー音のような効果音を入れることで、メロウで少し宇宙的な雰囲気を作り出しています。
楽器全体には強めのサイドチェインをかけて、このリミックスならではの新しい空気感が生まれ、とても気に入っています。
関口シンゴのためにこのリミックスに取り組めたことを嬉しく思うし、リミックス・アルバムの全貌を知るのが待ちきれないよ!――DLJ