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Soyoon率いるバンド“SE SO NEON”、新曲「Twit Winter」リリース&MV公開

2025/05/16 10:52掲載
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Soyoon率いるバンド“SE SO NEON”、新曲「Twit Winter」リリース&MV公開
 坂本龍一細野晴臣、KIRIJINらが愛した韓国インディー・ロック界の至宝、プロデューサー / マルチ・インストゥルメンタリストのソユン(Soyoon)率いるバンド“SE SO NEON”(セソニョン)が、“過去”、“未来”という時間の概念を超え、思いを巡らせた新曲「Twit Winter」をリリース。あわせて、ソユン自身が監督・プロデュースしミュージック・ビデオが公開されています。

 これまでに全世界で1億4500万回以上のストリーミング再生を記録し、ジャパニーズ・ブレックファストBTSのRMとのコラボレーションでも既に高い注目を集めているSE SO NEON。ソユン個人としてもLevi’s、Adidas、Metaのブランド・モデルや、UGGのグローバル・アンバサダーを務めており、その活躍の場は韓国・アジアから世界へと広がっています。

 新曲「Twit Winter」は、ブルース、サイケデリック・ロック、ニューウェーブ、シンセ・ポップなど多様な音楽的要素を取り入れ、SE SO NEON独自のサウンドを確立。歌詞では“時間”や“人間の存在”の複雑さに迫り、ソユンが10代の頃に書き始めた楽曲にも思いを巡らせています。その大半が韓国語で綴られていますが、 ソユンは「言語の壁を越えて、人々は私のエネルギーと魂を感じ取ってくれるはず」と語っています。

 あわせて公開されたMVは、ソユン自身が監督・プロデュースしたもの。コンセプトは“タイムカプセル”で2065年の“未来のソユン”がこれまでを振り返る作品となっています。様々な場面に登場する“現在のソユン”の傍らには常に白い箱にもメッセージが込められています。

 生前の坂本龍一と交流があったSE SO NEON。ニューヨークの自宅で当時まだ無名だったSE SO NEONのライヴを坂本がテレビで目撃し“彼女はすばらしい才能がある”とすぐに検索。同年夏にセントラルパークで行われたライヴ・イベントに足を運び、楽屋を訪ねて自己紹介をするところから始まったという、出会いはまさにシンデレラ・ストーリー。以降ソウルや東京、ミューヨークで交流を深め、坂本の没後2025年には“意思”を受け継ぎ、進化させ、拡張させる、一夜限りのトリビュート・フェスト〈RADIO SAKAMOTO Uday -NEW CONTEXT FES × DIG SHIBUYA-〉にも出演しています。

 そんなSE SO NEONは、今秋にはアジア各国から注目アーティストが一同に会するフェス〈Asian Pop Festival〉への出演を皮切りに、アメリカ、メキシコ、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリアでのヘッドライナー・ツアーも予定。SE SO NEONが誘なう新たな世界への旅の幕開けです。

[コメント]
「Twit Winter」は演奏するたびに、過去の私と一緒に歌っているような感覚になります。
懐かしさに浸るわけではなく、むしろ過去の私が未来の私に出会い、一緒に歌っているような感覚です。音楽とステージは時間の直線性を解体する力を持っていると、静かな確信を得たの。過去や未来への問い、共有したい感覚、年月を越えて残したい痕跡。それらを音と映像に込めて、“タイムカプセル” としてこの作品を作りました。

――Soyoon

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Photo by Bahno Jungjpg

■2025年5月16日(金)配信開始
SE SO NEON
「Twit Winter」
asteri.lnk.to/SESONEON_TWITWINTER?
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