秋元 康と「ワーナーミュージック・ジャパン」のタッグが、“夢は弾いてかなえろ!”をキーワードに“国民的ガールズバンド”を生み出す新規プロジェクトを9月よりスタート。10月31日までの第一次審査、12月2日までの第二次審査、15日の最終審査、22日の合格発表を経て、23日には“無観客”の東京・お台場 Zepp Tokyoにてバンド結成発表記者会見が実施されました。
各パートに在籍する複数のメンバーを楽曲毎に選抜するという、秋元プロデュースとしては初、世界的にも類を見ないスタイルで運営される新ガールズバンドは、「コインロッカーには、大切なものを預けたり、取り出したり、そして着替えたり、何かもうひとつの自分になれるキッカケになるもの、きっとそこには彼女たちの夢が詰まっているのではないか」との考えから秋元が“ザ・コインロッカーズ(THE COINLOCKERS)”と命名。
22日に各担当楽器(ギター, ベース, ドラムスティック, 鍵盤楽器, マイク)の発送を以って合格が告げられたメンバーは、オーディションでスラップの腕前を披露したベーシスト、テクニカルなスティックさばきで審査員を驚愕させたドラマー、出自がクラシックピアノの鍵盤奏者から楽器未経験者、メタルマニア、日本舞踊師範代候補、応援団長、ロシアやイタリアにルーツを持つ面々など、経験もバックグラウンドも様々な平均年齢16.9歳の全41名。今後は数ヶ月に及ぶ育成期間を経て正式メンバーとしての初ライヴを開催し、2019年初夏のデビューが予定されています。
会見では、2019年の同日12月23日にZepp Tokyoでのワンマン・ライヴ開催も発表。無観客のZepp Tokyoからスタートしたザ・コインロッカーズが、1年後の同会場ソールドアウトを目指すストーリー。秋元は「今回のメンバーは、スタッフと一緒に選びました。スタッフそれぞれがバンドに入れたいと言って選ばれたのがこのメンバー。必ず一人一人に誰かの思いがあって、選ばれたメンバーです。それぞれの輝き方がありバラバラに見えますが、乱反射してキラキラな41人です。オーディンションを通じて思ったのは、みんな楽器が上手いなと。未経験のメンバーも含めてこれから、メンバーの特性がどこにあるのか見極めながら、各々がもっと輝けるようなバンドにしたい。まずは、楽曲作り、練習をしながら、合宿、レコーディング等の経験を積んでバンドとしての音を作り上げたい。選抜については、ファン、スタッフ、楽器の先生、そしてメンバー本人の話を聞きながら、この楽曲にはこのメンバーと決めていきたいが、この選抜システム自体が未知数なところがあって、それが面白いかなと思っています」とコメントしています。