“世界最高のバロック・ヴァイオリニスト”と評される
エンリコ・オノフリ(Enrico Onofri)のニュー・アルバム
『バロック・ヴァイオリンの奥義』(UZCL-1003 税込2,500円)が7月21日にリリースされました。
イタリアの古楽界を代表する存在であるオノフリは、14歳でヴァイオリンを始めてすぐにバロック・ヴァイオリンと出会い、ミラノの音楽院で学びました。在学中より
ニコラウス・アーノンクールの
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、
コンチェルト・イタリアーノなどに参加し、1987年(当時20歳)から
イル・ジャルディーノ・アルモニコのコンサートマスターを務めています。
さらに2000年代以降は、テノール歌手や指揮者としても活動し、世界中からの出演オファーが絶えません。
さて今回リリースされた新作は、バロック・ヴァイオリンの超絶技巧を思う存分味わえる一枚。
世界初録音となるオノフリ編曲版「バッハ:トッカータとフーガ ニ短調(ヴァイオリン独奏版)」を中心に、現代ではすでに忘れ去られてしまったバロック・ヴァイオリンの“奥義”“秘技”の数々を縦横無尽に駆使して超有名曲の数々を弾きまくります。コアなクラシック・ファンも驚嘆するであろう必聴盤!
秋には“福岡古楽音楽祭”にメイン・ゲストとして来日、9月29日には東京文化会館小ホールでのリサイタルも予定されています。
昨年12月の来日公演(紀尾井ホール)でも大きな衝撃と話題を呼んだだけに、今回のソロ・リサイタルも楽しみです。