1991年に公開された『ハートブルー』（監督：キャスリン・ビグロー、出演：キアヌ・リーブス / パトリック・スウェイジ）で注目を浴び、『プリティ・リーグ』『タンク・ガール』などの話題作に出演、TVドラマでも活躍した女優のロリ・ペティが、自ら監督・脚本を手がけた、自叙伝的映画『早熟のアイオワ』（R15＋ / 原題：THE POKER HOUSE / 2008年作）が2月22日（土）より日本公開。

　――1976年、アイオワ州のカウンシルブラフス。この何もない小さな町で暮らす14歳のアグネス。彼女の家は“ポーカー・ハウス”。その不法居住者の家には、夜になるとドラッグディーラーたちがポーカー賭博やセックス目的でやってくる。しかも、母親はアグネスに売春を強要。常に危険にさらされた環境の中、幼い妹2人を守りながら、絶望の底で生き抜こうと必死にもがく。しかし、さらなる過酷な事件が彼女を襲う――。

　劇中でロリを演じるのは、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞・主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンス。初主演作となった本作で〈ロサンゼルス映画祭〉にて優秀演技賞を受賞するなど（2008年）、当時17歳だった彼女は、すでにそのプロ意識の高さと女優としての才能を証明しています。また、妹役は『キック・アス』のヒットガール役で大ブレイクを果たしたクロエ・グレース・モレッツ。10歳にして鮮烈な存在感を放っています。