雑多な音楽性から生まれた、はみ出しパンク・ロックで人気を博した、米バンドの
ザ・ディスメンバメント・プラン(The Dismemberment Plan/以下、ディスメン)。同バンドの元フロントマンで、バンド解散後はソロ・アーティストとして活躍していた
トラヴィス・モリソン(Travis Morrison)が、音楽ビジネスからの引退を表明しました。
これは先日に
自身の公式サイトにて発表されたもの。サイトでは“RETIRED! (引退した)”というタイトルに加え、“No shows, no records, no band”とも宣言しており、また今後はブルックリンでリラックスした日々を過ごすとも書かれています。
トラヴィスは、ディスメンにてほとんどの作詞作曲を手掛けていた人物。ディスメンは3rd
『エマージェンシー・アンド・アイ』と4th
『チェンジ』のヒットで知られ、また2000年には、くるりのツアーに同行して話題となりました。ディスメン解散後はソロとして
『トラヴィスタン共和国(Travistan)』(2004年)、
『オール・ユー・オール』(2007年/トラヴィス・モリソン・ヘルファイターズ名義)の2枚のアルバムを発表しています。