アメリカ・ロック界の重鎮バンドのひとつ、ロス・ロボス（Los Lobos）が、約4年ぶりとなるオリジナル・アルバム『ティン・キャン・トラスト（Tin Can Trust）』を完成。日本先行で7月21日にリリースされます。

　昨年はディズニー楽曲をラテン・ロック風にカヴァーした企画作『Los Lobos Goes Disney』で話題を集めた彼らですが、本作はオリジナル曲を中心に、グレイトフル・デッドのロバート・ハンターとメンバーのセサル・ロサスの共作曲「All My Bridges Burning」や盟友ジェリー・ガルシアとハンターの共作曲「West L.A. Fadeaway」のカヴァーも収録。ジャム・ファンにはたまらない作品に仕上がっている模様です。また、デレク・トラックスの相方でシンガー・ソングライターのスーザン・テデスキーも参加しているとのこと。

　キャリア36年目にしてオリジナル・ラインナップ。変わらぬ独特のスタイルで、ブルース、ロック、ソウル、ポップスにラテン・フレイヴァーをまぶす彼らならではのサウンドに期待しましょう。