ニュース

松本伊代、デビュー記念日に「センチメンタル・ジャーニー」40周年ヴァージョンを配信リリース

松本伊代   2021/10/21 13:17掲載
はてなブックマークに追加
松本伊代、デビュー記念日に「センチメンタル・ジャーニー」40周年ヴァージョンを配信リリース
 1981年10月21日に「センチメンタル・ジャーニー」で歌手デビュー、“花の82年組”の代表的存在として史上最年少(当時)の東京・日本武道館公演を成功させるなど、トップ・アイドルとして活躍してきた松本伊代が、デビュー記念日である10月21日(木)に「センチメンタル・ジャーニー(40th Anniversary Version)」をアルバムに先がけ配信リリース。

 松本が、全曲ニュー・レコーディングによるアルバムをリリースするのは『MARIAGE〜もう若くはないから』(1991年1月21日発売)以来、30年ぶり。12月22日(水)に発売される40周年アルバムのタイトルは、『トレジャー・ヴォイス [40th Anniversary Song Book] 〜Dedicated to Kyohei Tsutsumi』。デビュー曲「センチメンタル・ジャーニー」をはじめ、松本に数々の名曲を提供し2020年10月7日に亡くなった故・筒美京平が、「はっきり言って美声ではないが、実にユニークな響きのある声、ちょっと甘えっぽく、少年的でもある伊代さんの声が私は大好きです。『真夏の出来事』を唄った平山三紀の低くブツブツ切れる様な声、少年時代の郷ひろみの妙に鼻に抜ける声と共に私の好きな三大ヴォイスのひとつです」(2004年発売『松本伊代BOX』ライナーより抜粋)とメッセージを寄せていることにちなんだネーミングです。

 収録曲は、すべて筒美作品で構成。自身のオリジナル曲からは、「センチメンタル・ジャーニー」、「ラブ・ミー・テンダー」、「虹色のファンタジー」、「ビリーヴ」、「ポニーテイルは結ばない」の5曲をセルフリメイク。演奏はオリジナルの音源を使用し、すべてニュー・ヴォーカルで録音されました。

 また、筒美への敬意を込めて、「くれないホテル」(オリジナル: 西田佐知子)、「真夏の出来事」(オリジナル: 平山三紀)、「あなたがいたから僕がいた」(オリジナル: 郷ひろみ)、「シンデレラ・ハネムーン」(オリジナル: 岩崎宏美)のカヴァー4曲を収録。いずれも、松本の“トレジャー・ヴォイス”を活かした歌唱です。

 さらに、新曲「イエスタデイ・ワンス・モア」も特別に収録。この曲は、1975年頃、ビクターのディレクターが預かった未使用のメロディで、たまたまリリースの機会を逃していたもの。松本の40周年記念曲として、このたびレコーディングされました。作詞は、同じく「センチメンタル・ジャーニー」を手がけた湯川れい子が担当。「京平先生の新曲があるなんて、夢のようです。ドキドキしながら聴かせていただいたら、やっぱりただものではないメロディです。実は『センチメンタル・ジャーニー』はドリス・デイ、『ラブ・ミー・テンダー』はエルヴィス・プレスリーの大ヒット・ナンバーでした。そこで今回も、何か歴史に残る洋楽のタイトルを考えて欲しいと言われて、頭に浮かんだのがカーペンターズの大ヒット曲『Yesterday Once More』だったのです。あのカレン・カーペンターの、一度聴いたら忘れられない癒しの声。そして伊代ちゃんの、長い年月を感じさせない甘い魅惑の声」をイメージして書いたと湯川はコメントしています。

 新曲「イエスタデイ・ワンス・モア」とカヴァー4曲の編曲を担当したのは、4月に東京・国際フォーラムで開催された〈筒美京平トリビュートコンサート〉の総指揮を務めた船山基紀。筒美京平メロディを知り尽くしたアレンジャーの力強いサポートを得て、アルバムの仕上がりが楽しみです。

 なお、同時にリリースされる生産限定盤には、1980年代当時の日本テレビ番組での歌唱シーンを収めたスペシャルDVDが付属(すべて初商品化)。ブックレットには、松本伊代からのメッセージや最新インタビュー、船山とのスペシャル対談も掲載される予定です。詳細はオフィシャル・サイトなどをご確認ください。

[コメント]
伊代はまだ16だから――。自分の名前が織り込まれている湯川先生の詞を初めて見た時はびっくりして「私に歌えるかしら」と不安だった「センチメンタル・ジャーニー」。ところが!京平先生のメロディに乗せて歌い始めたら、すぐに気恥ずかしさは消えて大好きな歌になりました。それから40年。私の代名詞ともいえる大切な歌を、40年分の感謝を込めて歌い直しました。12月にリリースするアルバムからの先行配信です。YouTubeの映像と合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。
――松本伊代

拡大表示


拡大表示




■2021年10月21日(木)配信開始
松本伊代
「センチメンタル・ジャーニー(40th Anniversary Version)」

jvcmusic.lnk.to/SENTIMENTAL_JOURNEY_40th
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] デビュー20周年 再始動を告げる新作EP 音速ライン[インタビュー] 私は私にできることを歌にしていく ゆっきゅんのニューEP
[インタビュー] 来日公演を目前に控え、孤高のソウル・シンガーが発表する17年ぶりの新作『PRAYER』 リアム・オ・メンリィ[インタビュー] 今春のカルテットでのツアーを録音した『FRAGMENTS - CONCERT HALL LIVE 2025』を発表 松井秀太郎
[インタビュー] 友成空の大ヒット曲「鬼ノ宴」が湖池屋とコラポレーション クセになる辛さの「ピュアポテト 鬼ノ宴」誕生[インタビュー] オーケストラとともに過去・現在・未来を紡ぐ活動40周年記念アルバム『RE-BORN』 千住明
[インタビュー] 自らの本名を冠したセカンド・アルバム完成! 今作に込めた想いとは― 粗品[インタビュー] 千花音×みやけん 豊かな才能の交錯が生みだしたもの
[インタビュー] 広分野で活躍するヴァイオリニストが、みずからのレーベルから第一弾アルバムを発表 廣津留すみれ[インタビュー] 田中彩子 クラシックや映画音楽などでファンタジーの世界を描き出すリサイタル・ツアーを開催
[インタビュー] 大好きな街、小田原への愛を込めた「O・DA・WA・LOVE」配信リリース emily hashimoto[インタビュー] ギターミューズRei デビュー10周年 初のベスト・アルバム発売
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015