2012年より、太陽光発電事業を手がける企業「XSOL(エクソル)」のイメージキャラクターに起用されている
坂本龍一が、シリーズ第三弾となる新TVCM「ソーラーコンサート篇」に登場、自身が書き下ろしたCM楽曲の無料ダウンロード配信を展開しています。
7月14日(月)よりオンエア中のCMには、太陽光パネルの前で演奏する坂本の姿が。アナログ・シンセサイザーを始めとする複数の電子楽器が並べられ、ひとつひとつの音をオーバー・ダビング(多重録音)しながら演奏するシーンが映し出されていますが、この演奏に使用される全ての電力が、実際に太陽光発電でまかなわれているとのこと。
「もう、未来のエネルギーなんて、呼ばないでほしい。太陽が、動かしている」というメッセージで、太陽光発電の実用性をダイレクトに訴えかける同CM。XSOLのオフィシャル・サイト内にある「XSOL×坂本龍一スペシャルコンテンツ」ページ(
www.xsol.co.jp/cm)では、そのメイキング映像や坂本本人のインタビュー動画が現在公開中、また前述の通り、坂本がCMのために書き下ろしたオリジナル楽曲を無料配信。
「太陽光の応援歌」というイメージで今回のCMソングを制作したと語る坂本。音楽家として世界的な活躍を続ける傍らで、環境問題や平和問題に関する多くの社会活動を積極的に行なってきた彼ならではの、リアリティに溢れた言葉の数々がインタビューの中で聞けるのでは。
なお、9月27日(土)に札幌市教育文化会館で予定されていたコンサート〈XSOL Presents Alva Noto + Ryuichi Sakamoto「S&S」〉は活動休止に伴い公演中止とのこと。1日も早い復帰、活動の再開を願いましょう。