サム・スミス(Sam Smith)が、2023年の大ヒット・アルバム『グロリア』制作時に作曲したものの、アルバムにそぐわず収録しなかったというバラード・ナンバー「To Be Free」を、ミュージック・ビデオとあわせて発表しました。
「To Be Free」のヴォーカルとギターはワンテイクでレコーディングされました。これはサム・スミスにとって初の試みであり、「音楽と表現の純粋な状態で繰り広げたライヴ・パフォーマンス」であるとコメントしています。「自分の脆さこそが勇気と自由を解き放つきっかけをくれる」というメッセージを描いているこの楽曲は、彼自身が内面的に自由になった時期に生まれたものであり、作曲をした5年前から現在まで「To Be Free」の世界観で生きる音楽を作り続けている、サム・スミス自身のアーティストとしての転換点となっています。
同時公開されたミュージック・ビデオは、今年の10月から12日間にわたるレジデンシー公演「To Be Free: New York City」が行なわれる米・ニューヨーク州のウォーサーで撮影されました。2023年リリースのシングル「Unholy」に続き、(LA)HORDEが監督。ミュージック・ビデオは、ステージで静かに歌い始めるサム・スミスにTwoCity Chorusがコーラスで加わり、サム・スミスが決心したように目を閉じるところで終わります。