トリヴィアム 2006/08/21掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
米国の若手ヘヴィ・メタル・バンド、
トリヴィアムが通算3作目となる新作を発表します。タイトルは『THE CRUSADE』(写真)。前作
『アセンダンシー』(2005年)は日本でも好評を博し、
アーク・エネミーのオープニング・アクトとして来日も果たしました。が、欧米での盛り上がりはそれとは比較にならないほど。専門誌のアウォードに軒並みノミネートされ、長期ツアーも組まれるなど、メタル・シーンの次なるヒーローとして注目を浴びています。モダンでアグレッシヴ、要所で繰り出されるツイン・リード・ギター、テクニカルな構築美と、
メタリカをはじめ、偉大なるメタル・バンドの遺伝子を継承するバンドです。
今回の新作、かねてからオーセンティックなヘヴィ・メタル色が濃くなる、と言われており、
彼らのMyspaceで試聴可能な「Detonation」では、マット・ヒーフィ(ヴォーカル、ギター)はスクリームをほとんど使っていません。リード・ギターのフィーチャー度も高く、期待を抱かせる1曲と言えるでしょう。Roadrunner Recordsによれば、テクニカルなスラッシュ・チューンから80年代的な曲、アコースティックもあればサザン・ロック調のナンバーまでと、非常にヴァラエティに富んだ内容だとか。発売は、
国内盤(RRCY-21266 税込\2,548)が10月4日、
海外では10月10日の予定。なお、日本では同時に『アセンダンシー』の
DVD付スペシャル・リミテッド・エディション(RRCY-29136 税込\3,200)も登場します。今後、間違いなくメタル・シーンを牽引するバンドのひとつとなるはずですので、これまで彼らを聴いたことのない方も必ずやチェックを。