YELLOW MAGIC ORCHESTRAが1979年に行った初のワールド・ツアーの全貌を伝える完全生産限定ボックスセット『YMO 1979 TRANS ATLANTIC TOUR LIVE ANTHOLOGY』からの単独発売シリーズの第2弾、『
YMO TRANS ATLANTIC TOUR LONDON 10/16/1979』(1979年10月16日ロンドン、ザ・ヴェニュー公演)、『
YMO TRANS ATLANTIC TOUR PARIS 10/18/1979』(1979年10月18日パリ、テアトル・ル・パラス公演)が11月19日(水)にリリースされています。
両公演とも第1弾(1979年8月4日ロサンゼルス、グリーク・シアター公演)同様、CDとアナログLPがリリースされ、CD版は高品質Blu-spec CD2仕様となります。LP版は、ボックスセット全体のミックス / マスタリングを手がけた世界的エンジニアGOH HOTODAがカッティング素材をアナログテープで供給、ピッコロオーディオワークスの松下真也がディスクカッティングを担当しました。また同時にダウンロード / ストリーミング配信も開始されています。
既報の通り、シリーズ完結編となる第3弾『YMO TRANS ATLANTIC TOUR LONDON 10/24/1979』(1979年10月24日ロンドン、ザ・ヴェニュー公演)、『YMO TRANS ATLANTIC TOUR NEW YORK 11/06/1979』(1979年11月6日ニューヨーク、ザ・ボトム・ライン公演)も2026年2月18日(水)にリリースされる予定。
さらに、Spotify Japan(スポティファイジャパン)が展開するプレイリストシリーズで、著名アーティストの音楽史をディープに振り返る「聴くドキュメンタリー」“ArtistCHRONICLE”(アーティスト・クロニクル)にてYMOの特集がスタート。エピソード1、2のモデレーターには世界デビューを果たし、パフォーマンスの表現力にも高い評価を得ている
新しい学校のリーダーズのRIN、ゲストには
METAFIVEで
高橋幸宏と活動を共にし、現在は
TESTSETでの活動が注目されている
砂原良徳を迎え、11月19日午前0時より週1回ずつ全4回を配信予定。1979年に初のワールド・ツアーを行ったYMOをリスペクトしているというRINと“YMOカルトキング”の異名を持つ砂原良徳が、初めてYMOを聴くリスナーにも分かりやすく紹介。
岡村靖幸、
小山田圭吾もコメントを寄せています。さらに、エピソード3、4はビデオ・ポッドキャストとして公開予定。エピソード3では
Ginger Rootが日本国外から見たYMOを語り、エピソード4ではRINと砂原良徳、そしてデジタルヒューマンのimmaをモデレーターに加え、YMOのヴィジュアル面での影響やこれからの未来について語り尽くします。YMO入門編でありながらマニアも楽しめる必聴のプログラムとなっています。
また、大ヒット曲「ライディーン」「テクノポリス」を擁し、日本中にYMOブームを巻き起こした1979年の2ndアルバム『
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』の初回発売盤に準じたカラーレコード(透明イエロー)“Yellow Clear Vinyl Edition”もこのタイミングでアンコール・プレスの出荷が始まっています。