昨年、〈ヴァチカン国際音楽祭〉にアジア初の団体として招聘され、大きな喝采を浴びた
西本智実とイルミナートフィルハーモニーオーケストラ&イルミナート合唱団が、今年も同音楽祭および“枢機卿ミサ”に招聘されることが決定しました!
10月25日に行なわれる“枢機卿ミサ”では、
モーツァルトのミサ曲(K.427、K.317「戴冠式ミサ」よりヴァチカン指定抜粋)と、日本の隠れキリシタンに歌い継がれてきたオラショの原曲であるグレゴリオ聖歌を、サン・ピエトロ大聖堂に響かせます。
そして10月26日にサン・パオロ大聖堂で開催される“ヴァチカン国際音楽祭”では、
ヴェルディの「レクイエム」を演奏します。
西本は昨年、長崎県平戸市生月島で450年にわたって歌い継がれてきたオラショを聖地ヴァチカンへ里帰りさせ、今年はヴァチカンで歌ったメンバーによる、
ベートーヴェンの第九とオラショの演奏会を平戸で開催するとのこと(8月24日)。長崎県は“長崎の教会群とキリスト教関連遺産”の世界遺産登録を目指し、ローマ法王から支援のメッセージも届いています。
写真:(c)大木大輔