オランダ・アムステルダムを拠点に活動するインドネシア系若手音楽家たちが結成したバンド、ヌサンタラ・ビートのデビュー・アルバム。サイケデリックなビートやガムラン音階“ペロッグ”、スンダ語の歌詞が融合した、独自の音楽世界を切り拓く一枚だ。

エレクトーン奏者、N_の演奏会を記念してリリースされたアルバム。「アルヴァマー序曲」のバラード・ヴァージョンやフジテレビ系音楽番組『TUNE』のエンディング曲「幸せな日常」などを収録している。

ライブラリー・ミュージックの分野で活躍した作曲家、オロンゾ・デ・フィリッピの1971年作が世界初CD化。チェンバロが印象的なインスト作で、ジャズ／ラウンジ系の軽やかな楽曲群と機械的でダークな楽曲群で構成。チェンバー・ミニマルの秘宝的名盤だ。

2025年に生誕100年を迎えたポルトガル・ギターの名手カルロス・パレーデス。ジャズや即興も得意なクラシック・ギタリストのペイショートとサントラ作曲家でもあるシントローンが、彼の音楽をクラシック・ギターとエレクトリック・ギターで再解釈する。

米スミソニアン・フォークウェイズ所蔵の世界民俗音楽コレクションより、南米・チリの伝統音楽集。先住民とスペインの文化が融合したメスティーソの伝統音楽を、儀礼音楽と娯楽音楽に分類して収録。独自の舞曲や歌唱、伝統楽器を用いた豊かな音楽が味わえる。

ホーミーを操るモンゴルの歌手、ダシドルジーン・ツェレンダヴァアと息子のツォグトゥゲレルによる初となる共演アルバム。80年代に作られたデモンストレーション曲「Dorvon xoomijnii torol」ほかを収録している。

全国の民謡大会において数々の優勝歴を誇る若き実力者4名による民謡ユニット、みんよぅユリismの作品集。伝統的な歌唱法を大切にしながら、洋楽アレンジにのせた唄声で、日本の民謡の魅力を世界に発信している。

現代の実験音楽シーンにおける最重要女性音楽家の一人といえるスウェーデンのカリ・マローンと、サイキックTV〜コイルに在籍したドリュー・マクドウォールの初コラボ・アルバム。10年にわたる友情から生まれた、反復、飽和、共鳴が具現化された一枚。

世界を舞台に活躍する三味線プレイヤー、上妻宏光のソロ活動25周年を記念したアルバム。“伝統とは革新とともに、繋ぎ続けること”という信念を軸に、次世代の奏者たちとの共演を披露。チョン・ジェイル書き下ろしの「YUGEN」などを収録している。