故郷ハイチの民俗音楽と西洋クラシック音楽の要素を融合した独自のギター・スタイルで知られるフランツ・カッスゥが1954年に発表した数少ないギター・ソロ作品。傑作「ハイチ組曲」に加え、エチュードや子守唄など、優しく切なく美しい8曲を収録。

歌唱法“ヨーデル”をテーマにした祭典〈LAUT yodel festival〉の第三回の様子を収めた一枚。アフロビートとヨーデルを融合させたVue Belleやラディーノ語を操る姉妹ユニット、Ganesらのパフォーマンスを収録している。

1970年代後半にジンバブウェのハラレ（旧称：ソールズベリー）のタウンシップで生まれた、アフロロック／ソウルの楽曲を集めたコンピレーション・アルバム。政治的な抑圧のなかで音楽を通じて抵抗を続けた記録が収められている。

イギリスで生まれた『ひつじのショーン』のキャラクター30周年記念作品として制作されたコンピレーション・アルバム。ストリングス・サウンドを中心に、心がふわふわと癒されていくような楽曲を収めている。

笛奏者のhataoとハープ奏者のnamiが2011年に結成したデュオの5枚目のアルバム。アイリッシュ・フルートやホイッスル、ハープなどの伝統楽器を軸に、お気に入りのアイリッシュ・チューンを奏でている。

カナダ出身でスウェーデン在住の音楽家であるリー・ノイエスと、カナダの画家／音楽家であるランス・オースティン・オルセン。10年以上にわたってコラボを続ける両者が、それぞれスコアと演奏を手がけた48分35秒のトラックが収められている。

カナダ出身の音楽家＝リー・ノイエスと、画家としても活動するランス・オースティン・オルセンによるアルバム。テキストと絵からなるスコアを、44分30秒をかけて演奏したトラックを収めている。

独・ベルリン在住のクラリネット奏者と、スイスやドイツを拠点に活動するギター奏者／作曲家による作品。二人が放つ繊細な持続音をはじめ、抑制されたサウンドを中心とした独自のサウンドを描き出している。

スイスはゾロトゥルン在住のチェロ奏者／作曲家のステファン・サットと東京在住のギター奏者／作曲家の杉本拓が、2024年3月にゾロトゥルンの川べりで演奏した約39分の一曲からなるデュオ作品。ティンシャなど二人の奏でる楽器がゆったりと響く。

アンゴーラの首都ルアンダ出身のシンガー・ソングライターにしてギタリスト、プロデューサーによる2015年作。シンプルな編成を基調にしつつ、アンゴーラ音楽やファドなどを取り入れたサウンドに社会的なメッセージや個人的な思索を込めた詩をのせている。

爆音ジプシーブラス・バンドの大御所とジャズロック系ギタリスト、エイドリアン・ラッソの11年ぶりとなるコラボ・アルバム。ラッソが書き下ろしたオリジナルに加え、ドリー・パートンやジャンゴ・ラインハルトの名曲を新たな解釈で演奏している。

米・テキサス州サンアントニア州出身、“アコーディオン界のチャック・ベリー”とも形容されるフラーコ・ヒメネスの初期録音集。1950年代半ばに録音されたもので、流暢なアコーディオン演奏のほか、若々しい歌声も楽しめる。

柳家喬太郎の創作落語“アナザーサイド”シリーズの7作目。歌舞伎役者の出世物語「中村仲蔵」をウルトラマンや怪獣に配役を振り分けた「ウルトラ仲蔵」、古典落語「つる」の登場人物を極道に置き換えて演じた「極道のつる」を収録。

ベスト・アルバム第5弾。Newtroテイストの「Talk that Talk」や開放感あふれる「SET ME FREE」を日本語版とともに収めるほか、80年代サウンドが話題の「I GOT YOU」など、2022年以降のヒット曲が楽しめる。

ベスト・アルバム第5弾。Newtroテイストの「Talk that Talk」や開放感あふれる「SET ME FREE」を日本語版とともに収めるほか、80年代サウンドが話題の「I GOT YOU」など、2022年以降のヒット曲が楽しめる。

ベスト・アルバム第5弾。Newtroテイストの「Talk that Talk」や開放感あふれる「SET ME FREE」を日本語版とともに収めるほか、80年代サウンドが話題の「I GOT YOU」など、2022年以降のヒット曲が楽しめる。

ジャー・トーマスが率いたレーベル〈ミッドナイト・ロック〉からの貴重なダブ音源を収録したアルバム。ダンスホール全盛期の重要な作品群を詰め込んだ、深く重いレゲエ・サウンドを愛するファン必携のアイテムとなっている。

1970年代初頭のジャマイカン・ヒットをまとめたコンピレーション・アルバム。デニス・ブラウンやグレゴリー・アイザックス、ホレス・アンディらレゲエ界のスーパースターたちが輝いた時代が詰まっている。

ウルグアイの国民的スターのウーゴ・ファットルーソ（p,vo）と日本の打楽器奏者のヤヒロトモヒロによるデュオが、9年ぶりに放つ4作目のアルバム。カンドンベやラテン、ジャズを融合した独創的な音世界はそのままに、熟成したアンサンブルを聴かせる。

“ファドの女王”アマリア・ロドリゲスとビバップ時代を代表するテナー・サックス奏者のドン・バイアスが共演した歴史的セッションを収録。すべての曲がワンテイクという緊張感の中、ジャズとファドが織りなす音楽的な対話が展開されている。

エチオピアのカッサ・テッセマが、スタジオ録音とプライヴェート・パーティーで録音された1972年と76年発表の2枚のアルバムをコンパイル。6弦の竪琴クラールを自ら奏でながら紡ぐ、伝統色の強い楽曲で西洋的グルーヴとは異なる世界観に仕上げている。

世界各地に伝わる子守唄と童謡にフィーチャーしたコンピレーション・アルバム。コートジボワールのカヌークロ族の少女たちによる“おしくらまんじゅうの歌”やアイヌのアニミズムに基づいた子守唄など、バラエティ豊かな楽曲を収めている。

難病から奇跡の復活を遂げた佐藤弘道の体あそびアルバム第4弾。運動会や発表会といった行事だけでなく、日常保育および家庭においても、友達、親子、先生とともに音楽を通して楽しみながら全身運動を行なうことができる一枚だ。

エチオピアの修道女／作曲家／ピアニスト、エマホイ・ツェゲ・マリアム・ゲブルが1972年に自主制作したアルバムに、未発表のピアノ録音2曲を収録。エチオピア教会音楽へのアプローチを探求しており、「Ave Maria」は特に印象的なナンバーだ。

チュニジア出身の鍵盤奏者／プロデューサー、アマール808の約5年ぶりとなるフル・アルバム。同国の大衆音楽“メズウェド”にフォーカスした内容で、TR-808などのエレクトロ機材によって再構築されたダンス・グルーヴが堪能できる。