アニカ・チェンバースとポール・デローリエの“ブルース夫婦”が、チェンバース・デローリエ名義でリリースする初のアルバム。エリック・コーンの協力のもと、完成度の高いオリジナル曲を作り出している。

イギリスのベテラン・メタル・バンド、パラダイス・ロストの5年ぶり17枚目となるアルバム。初期のヘヴィな路線に回帰し、デス・ヴォイスも復活。メタリックな部分を強調しつつヘヴィで陰鬱な雰囲気が漂った一枚に仕上がっている。

ボブ・ゲルドフを中心にアイルランドで結成されたニューウェイヴ・バンドの活動50周年記念アルバム。メンバーが選曲し、1stシングル「ルッキン・アフターNo.1」から2023年の「ゼアズ・ノー・トゥモロウ・ライク・トゥデイ」までの代表曲が並ぶ。

グラミー受賞作曲家マイク・リードとグラミー受賞プロデューサーのジョー・ヘンリーによる共同名義のアメリカーナ・アルバム。二人で作り上げた美しいオリジナル曲をマイクの温かいヴォーカルとピアノで聴かせる。ゲストにボニー・レイットも参加。

女性アコースティック・ブルース・ギタリスト、ローリー・ブロックの2025年作。彼女の卓越したギターに加え、ロニー・アールをはじめトップ・ギタリストたちが参加。バディ・ガイからジミヘンまで、さまざまなブルースを彼女のユニークな解釈で聴かせる。

ラッパーのスラッグとプロデューサーのアントによる米・ミネアポリスのヒップホップ・デュオ、アトモスフィアの2025年作。曲名とゲスト・アーティストの頭文字が一致、さらにそれがアルファベット順に並んでいる全26曲という壮大な作品となっている。

イールズのEと79.5のケイト・マティソンによるユニット、ブー・ブースのデビュー・アルバム。フォーキーで耳なじみのいい「That's Not A Thing」をはじめ、二人の音楽的なセンスが感じられるナンバーが並ぶ。

米・テキサス出身のフォークロック・デュオ、ブリスコーの2025年発表のアルバム。シングル曲「Roughnecks」をはじめ、美しく多様性に富んだ12曲が収録されている。プロデュースはブラッド・クック。

ロカストやデッド・クロスほか、30年以上米ハードコア／オルタナ・シーンを牽引しているジャスティン・ピアソンによる新バンドの2ndフル・アルバム。カオティック・ハードコアの目まぐるしい展開に加え、よりブラスト重視の方向性を打ち出した作品だ。

後進に大きな影響を与えたUSロック・バンド、ギャラクシー500のライヴ・アルバム。1988年にニューヨークのCBGBで行なわれた伝説のパフォーマンスで、翌年発表の名盤『ON FIRE』への布石と言える貴重な瞬間がここに。

2024年に逝去したハワイの人気シンガー、テレサ・ブライトがデビュー当初に組んでいたスティーブ・マーイとのデュオによる83年発表の2ndアルバムが初CD化。前作からさらにAOR、ロックへと幅を広げたトロピカル・サウンドを展開している。

仏出身のゴーディエ・セル率いる音楽集団の5thスタジオ・アルバム。ミスター・バングルのトレイ・スプルーアンスとシークレット・チーフス3のティンバ・ハリスが参加した「Blastbeat Falafel」など収録した実験的音楽アルバムだ。

昭和の時代に日本で人気を博した米国のシンガー・ソングライター、キム・カーンズのベスト・アルバム。全米チャートを賑わせ、グラミー賞2冠に輝いた「ベティ・デイビスの瞳」のカヴァーや日本でもヒットした「愛と幻の世界」など、人気の昭和洋楽を収める。

昭和の日本でも人気を博した英国の歌手、キム・ワイルドのシングル・コレクション。80〜90年代の彼女のヒット曲を中心に揃えており、ダイアナ・ロス＆シュープリームスのカヴァー「キープ・ミー・ハンギン・オン」「You Came」など収録している。

女優／歌手として活躍したシェリル・ラッドのベスト・アルバム。「ダンシング・アメリカン」や「テイク・ア・チャンス」、自身が出演した『チャーリーズ・エンジェル』のエンディング・テーマ「ダンス・フォーエバー」を収録している。

マイク・ピネラ率いるマイアミのファンキーな3人組、ザ・イメージの2ndアルバム。サイケなアメリカン・ハードに、マイアミ・ソウルのファンキーなメロウネスを癒合した、気分上がりまくりの一枚に仕上がった。

“スペインのアイアン・メイデン”ことティエラ・サンタによる2022年発表の11thアルバム。ひたすらキャッチーでハードな楽曲が揃ったクラシックなヘヴィメタル色が強くでた作品。スペイン語のヴォーカルもインパクト大だ。

デヴィッド・アクセルロッドが1972年にリリースした5枚目のアルバム。ソウルやゴスペル、ファンクの要素を取り入れた一枚に仕上がっている。アーニー・ワッツ、ジョー・サンプル、デヴィッド・T.ウォーカーらが参加。

オリビア・ニュートン・ジョン「フィジカル」の作者、テリー・シャディックを中心とする英6人組の2枚目にしてラスト・アルバム。前作のメロディックなフォークロックから、よりメリハリのついたAORサウンドに移行した一枚に仕上がっている。

グレープフルーツ、ファット・マットレス、クレシダの元メンバーが集まり1971年のロンドンで結成したバンドの1stアルバム。西海岸サウンドとハーモニーポップが融合したサウンドに、プログレやトラッドの要素も加えたUKソフトロックの隠れた名盤だ。

エルノのワンマン・プロジェクトとしてスタート、バンド編成へと発展して2021年にアルバム・デビューしたフィンランドのフォークメタル・バンドのアルバム。心を震わせる笛やフォーキーなメロディに、メロデスなどの要素も盛り込んだ一枚。

米・シカゴ出身の女性R＆B／ソウル・シンガー、ミニー・リパートンのベスト・アルバム。全米や日本で大ヒットを記録した「ラヴィン・ユー」など、代表曲の数々を収録。5オクターヴとも言われる広い声域のヴォーカルが魅力だ。

フィンランドのメロディックデスメタル・バンド、モルス・プリンシピアム・エストの2025年作。初期メイン・ソングライターのヨリ・ハウキオ（g）をはじめ元メンバーたちが正式復帰。ほぼオリジナル・メンバーでの再結成作といえる新たなる傑作だ。

レッド・ツェッペリンの2枚組アルバム『フィジカル・グラフィティ』の50周年を記念したEP。同曲の収録曲より、「死にかけて」「トランプルド・アンダー・フット」「シック・アゲイン」「カシミール」のライヴ音源が楽しめる。

米国のソウル歌手、ロッキー・ロビンズが1979年に発表した1stアルバム。リチャード・エヴァンスやジョニー・ペイトが参加した本作は、ファンキーなダンス曲からメロウバラードまでを聴かせる。アース・ウィンド＆ファイアのカヴァー曲なども収録。