独・ベルリンのテクノ・デュオの『DJ KICKS』初登場が、K7レコード40周年＆シリーズ30周年の節目に、レーベルの粘り強いオファーにより実現。ジャマイカで制作されたデュオの新曲を含む、アニバーサリー作にふさわしい内容だ。

イギリスのプロデューサー、クラーク（クリス・クラーク）の2025年発表のアルバム。トム・ヨークの協力を得た前作から一転、シンプルな古いシンセで制作しつつ原点回帰のアプローチを示した13曲となっている。

イタリアのブラックメタル・バンド、VACUAの1stアルバム。メロディックと攻撃性を兼ね備えたブラックメタルを収録。南イタリアに伝わる“ジャナーレ”と呼ばれる魔女たちへの敬意と追悼も込めた一枚だ。

英国出身のウィル・ウェスターマンによるプロジェクトの3rdアルバム。プロデューサーのマルタ・サローニとともにギリシャ・イドラ島にてレコーディング。ギリシャ移住中に得たインスピレーションを基に制作されたシンセサイザー・サウンドが堪能できる。

ブリティッシュ・バンド、ザ・デカン・トラップスのデビュー・アルバム。オープニングを飾るエモーショナルな「Sun＆Moon」やクイーンのブライアン・メイがゲスト参加した「Dream Of A Thousand Nights」を収録している。

リトル・フィートが1974年に発表した4thアルバムのデラックス・エディション。「スパニッシュ・ムーン」「スキン・イット・バック」ほか、円熟味を増した時期の個性豊かな楽曲が並ぶ本編に加えて、未発表ライヴ音源などのレア音源を収録している。

70年代アメリカン・ロックの金字塔、リトル・フィートの5thアルバムのデラックス盤。「ワン・ラヴ・スタンド」「ロング・ディスタンス・ラヴ」など、よりタイトかつファンキーなサウンドを披露した本編に加え、アウトテイクを含むレア音源を追加収録。

米・カリフォルニアのポップパンク・バンド、ザ・ストーリー・ソー・ファーの初ライヴ・アルバム。2024年のアルバムに伴う大規模なUSツアーの模様で、代表曲「Quicksand」なども披露。真骨頂のライヴ・パフォーマンスが体感できる一枚だ。

結成50周年を迎え、最後のジャパン・ツアーを終えたチープ・トリックの4年ぶりのスタジオ・アルバム。彼らとたびたび仕事をしてきたジュリアン・レイモンドがバンドとともにプロデュース。世代を超えて愛されてきたパワーポップの真髄が感じられる一枚。

名作3rdアルバムの30周年記念盤。南部サウンドとソウルフルな歌唱に痺れる「カースド・ダイアモンド」や名バラード「ディセンディング」などに、タジ・マハールのカヴァーや新ミックスの「ソング・オブ・ザ・フレッシュ」などを追加収録している。

ペイヴメントの2作目のベスト・アルバム。「Harness Your Hopes」をはじめTikTokを中心にバイラルヒットした楽曲も取り込み、世代を超えてプレイリストやミックステープの定番であり続けてきた名曲を収録している。

2022年に再結成を果たしたUSオルタナ／ローファイ・シーンの伝説的バンドの伝記映画『ペイヴメンツ』のサントラ。セリフの断片やフェイク伝記映画『Range Life』のシーンなど映画のさまざまな要素と、再結成ツアーからの音源なども収録。

スウェーデンでカルト的な人気を誇るスラッシュメタル・バンドの復活第2弾作となるアルバム。セルフプロデュース作となる本作は、ベイエリア・スラッシュを軸にメロディックに聴かせるサウンドを展開。独メタル・フェスでの音源もボーナス収録している。

90年代シューゲイザー／ドリームポップを代表するバンドの一つ、ラッシュの傑作コンピの35周年記念盤。米国と日本におけるバンドの紹介盤として初期3アルバムをまとめた作品で、カヴァーや新ミックスを追加している。2025年リマスター音源を使用。

スミソニアン・フォークウェイズが保有する膨大なカタログ音源から、“ハーモニカ”が主役となる珠玉のブルースを集めたコンピレーション・アルバム。ディープ・サウス、アパラチア、シカゴなど、バリエーション豊かなスタイルが楽しめる。